artist
Galliano (Rob Gallagar)

Gallianoは、リーダーRob Gallagarを中心としたAcidJazzムーブメントの最初期に登場した最重要プロジェクトである。Jazz、Soul、Funk、Reggaeなどを絶妙のセンスでちりばめた作品は他のAcid Jazzの連中の追随を許さない。 特にRobのSpiritual Jazzへの傾倒に僕はかなりの影響を受けている。次々とスタイルを変化させていく彼らに真のmodismを見出してしまうというのは言い過ぎか。4枚のスタジオ作品を残してGallianoは解散してしまうが、その後もRobはいくつかのProjectを手がけている。 今後の展開にも注目したいと思う。なお、Gallianoの3枚目までの作品には元TSCのMick Talbotが全面的に関わっている。

discs
In Pursuit Of The 13th Note ('91/Talkin'Loud)
荒削りな内容ではあるが、とにかく新しいことをやるんだという勢いに満ちた1stアルバム。Acid Jazzの夜明けにふさわしい作品となっている。 Doug Carnの"Power And Grory"やParoah Sandersの"The Creater〜"、Donny Hathawayの"Little Ghetto Boy"などを引用している。

A Joyful Noise Unto The Creator ('92/Talkin'Loud)
彼らの人気を決定的にした2nd。前作よりもはるかにまとまりのある内容となっている。Archie Sheppの"Attica Blues"をリメイクした"Jus' Reach"はAcid Jazzシーンに衝撃を与えた。他にも高速Jazz Funk"Jazz?"やPharoah Sandersの名曲"Prince Of Peace"やJackie Mittoo"Totally Together"のカヴァーなど名曲の目白押しである。

Until Such Time ('93/Talkin'Loud)
UK〜ヨーロッパツアーの音源によるライブ盤。これを聴けばおそらくスタジオ勝負のバンドも多かったであろうAcid Jazz勢の中でも彼らが屈指のライブバンドであったことがわかる。 名曲"Prince Of Peace"や、ラストの"Totally Together"を聴くと一度でいいから生で見たかったなぁと思ってしまう。

The Plot Thickens ('94/Talkin'Loud)
一般的なAcid Jazzのスタイルから大きく変貌を遂げた彼らの最重要アルバム。アコースティックな楽器が多用され、さらにスピリチュアルな雰囲気が濃厚になっている。 間違いなく最高傑作である。CSN&Yのカヴァー"Long Time Gone"のアレンジは最高にカッコいいし、"Better All The Time"は究極のMellow Soul。他も捨て曲無し。このアルバムにはほんとにやられました。

4our ('96/Talkin'Loud)
Gallianoとしての最後の作品となった今作においても進化しつづける彼らの姿が確認できる。ここでは以前のスタイルに加えテクノやDrum'bass、Dubにまで手を出しており非常に実験的な作品となっている。また全曲オリジナルで構成されているということも変化のひとつと言えるだろう。しかし前作をしのぐほどのクオリティではないように思う。

| home | top▲|
copyright(c)2007(since.01.May.03) nao-so. all rights reserved.