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"Hannibal" Marvin Peterson
僕が思うところの70年代3大トランペッターはC.Tolliver、W. Shaw、そしてこのHannnibal Marvin Peteraon。3人とも熱いプレイが特徴だが、なかでもハイノートヒッターといえばこの人がダントツでしょう。体をそらしてトランペットを思いっきり吹きまくる姿はめちゃくちゃカッコいい(写真しか見てませんが)。70年以降Roland
Kirk、Gil Evans、Pharoah Sandersなどとの共演を経て、74年に自身のグループSunrise Orchestraを結成し活動を展開。近年はオペラを作ったり詩集も出してるらしい。その熱いプレイスタイルとspiritualな音楽性はまさしく僕好み。大好きなアーチストです。 |
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| Children Of The Fire ('74/Sunrise) |
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| HannibalがNYのマイナーレーベルに残した記念すべき1stリーダー作。ライナーにもある通り、ベトナムの子供たちに捧げられたspiritualなコンセプトアルバムです。近年はオペラなども手がけてますが、この当時からそういう資質をもっていたようですね。いかにもHannibal的な熱いナンバーから、ストリングスを大々的に使った曲、女性ヴォーカルをフィーチャーした曲など、内容は多彩。なかでも1つ目のパート「Forest
Sunrise」の前半にあたる"Rhythm Ritual"や4つ目のパート「Aftermath」が熱くてめちゃくちゃカッコいい!また、Sheppの「Attica
Blues」でも可愛らしい歌声を聴かせていたWaheeda Masseyが歌う"Song Of Life"や女性ヴォーカルがspiritualなラストの"Finale"など全編捨て曲なしの名盤。全体を通して聴くと構成が非常にしっかりしてて、よくできたコンセプトアルバムだと思います。Hannibal組のM.Chochran(p)、D.Murray(cello)とともにR.Davis(b)、B.Hart(dr)も参加してます。オススメ! |
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| 初めて聴いた瞬間から鳥肌が立つアルバムってありますよね。これもそんな1枚。HannibalがMPSに吹き込んだ記念すべきメジャーでの1st(この前に自主制作盤あり)。トランペットのソロのイントロにベースが続き、不穏なテーマになだれ込んでいくオープニングの"The
Rabbit"から引き込まれます。続く"Revelation"が熱い!ドシャドシャした性急なリズムにMcCoy系のピアノ、そこに天高く舞うHannibalのペットと怪しいDiedle
Murrayのチェロ。このカッコよさは異常です。スタンダードカヴァー"Misty"では歌心溢れるペットが聴けて、彼が体力一発勝負だけのプレイヤーではないことが証明されます。ヴォイスや琴が入ったアフリカ色の強い"The
Voyage"をはさんで、ラストはMalcolmXに捧げられた"Soul Brother"。これも激spiritualな名曲!Hunnabalの長尺ソロが圧巻です。このアルバムは全編通してパーフェクト。個々のプレイも素晴らしいし文句のつけようがありません。70年代のジャズ好きなら間違いなく気に入る作品でしょう! |
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| Hannibal In Berlin ('77/MPS) |
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| 前作に続きMPSに吹き込まれた76年11月のBerlin Jazz Festivalでのライブ。前作とはリズム隊が変わり、George
Adams(ts)が加わっている。今作中唯一のオリジナルであるオープニングの "The 23rd Psalm"からHannibalパワー全開。カッコいいです。ここからあとは"Willow
Weep For Me"、"Bessies Blues"、"Swing Low Sweet Chariot"とjazz王道ナンバーが続きますが、そこはHannibal、やっぱり熱いです。そしてラストは"My
Favorite Things"!。この曲といえばColtraneだがHannibalヴァージョンもよい!ここまでいまいち存在感の薄かったAdamsがこの曲ではフリーキーに吹きまくってます。続くHannibalのソロもそれに答えるかのように激しくかましてくれます。こんなライブ観てみたいもんですね。 |
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| Hannibal In Antibes ('77/enja) |
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| 2管(G.Adams参加)+チェロ、ベース、ドラムというピアノレスの編成による、77年のAntibes
Jazz Festivalでの熱演を収めたライブ盤。内容は20分前後の長尺ナンバー2曲のみという潔さ。Hannibalの作品の中では最も激しい内容ですが、フリーどっぷりではないのでご安心を。このアルバムはなんといっても1曲目のHannibalのオリジナルナンバー「Ro」でしょう。テーマに入る前のワクワク感はホントたまりません。2曲目の"Swing
Low Sweet Chariot"ではAdamsのフルートが大活躍。Hannibalもハイテンションで吹きまくってます。このアルバム、レコードはよく1000円以下で叩き売られてますが、内容はすごくいいです。1万円オーバーのレア盤を探すのはコレを聴いてからでも遅くないですよ。 |
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| Live In Lausanne ('78/Baystate) |
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| 上記の「In Berlin」より9ヶ月前の76年2月のライブを収録したライブ盤。メンバーは「Hannibal」と同じ(perのみ不参加)。オープニングは「In
Berlin」にも入ってた"My Favorite Thimgs"。いまひとつ録音がよくないのが残念ですが、演奏のテンション自体は互角。前者のG.Adamsの強烈なソロに代わって、こちらではMichael
Cochranのピアノが火を噴いてます。"Grandma Susie"はひたすら反復されるベースリフとアフロなドラミングがカッコいい土着的なナンバー。チェロのドローンも効いてます。Diedre
Murray(cello)作 の"Episode Zero"は本人のチェロを大々的にフィーチャーしたミステリアスなナンバー。基本はStafford
James(b)とのデュオ演奏で、部分的にベルや琴が挿入され、最後だけピアノとトランペットが加わります。ラストはColtraneカルテットを彷彿とさせる熱い演奏が素晴らしい"The
Light"。Hannibalらしいエモーショナルなナンバーでめちゃくちゃカッコいいです。ジャケはダサいですが、内容は極上。日本盤オンリーなんてもったいない話です。これで音質がよければ文句ないんですけどねー。 |
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Baystateでの2作目。Hannibalといえばコレって人も多いのでは?メンツはいつものM.Cochrane(p)、D.Murray(cello)にCecil
McBee(b)、David Lee(dr)を加えたクインテット編成をベースに、なんとFrank Wright(bcl)が1曲だけ参加。2曲でMarcella
Allen(vo)とコンガが2人入ります。 曲は全てHannibalのオリジナル。叙情的なピアノに伸びやかなトランペットとチェロの怪しげな響きが重なる、イントロダクション的な"To
Find The Path"に続くのが、Calm選曲のコンピ「渋谷ジャズ維新」にも収録された名曲"To Search The Inner
World"。女性ヴォーカル入りの激アフロナンバーで、McBeeの強力なベースリフに乗って、テンション高めにズンズン突き進む感じが最高にカッコいいです。この曲は、後にアレンジ、タイトルを変えて再演されることになるHannibalのテーマ曲的存在。本人も気に入ってるんでしょうね。大自然をイメージさせる"From
Blindness Traveling"、Hannibalのハイトーンが炸裂し、CochraneのピアノがMcCoyばりに疾走する高速4ビート"For
Strength And Wisdom Enough"と続いて、ラストはタイトルナンバー"The Light"。上のライブ盤でもやってますが、こっちではグッとテンポを落としたダークなヴォーカル曲になってて、同じ曲だとは思えないほど変わってます。McBeeの重厚なベースソロで始まり、WrightのバスクラとHannibalのトランペットがともに絶叫。Murrayのチェロも大活躍してます。"〜Inner
World"と並ぶ今作のハイライトですね。このアルバム、上記の「Hannibal」(MPS)と並ぶ傑作だと思います。94年に一度CD化されてますが、今では入手困難。是非再プレスして欲しいもんです。
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| Tribute(St. Louis Blues)
('79/Baystate) |
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Baystateでの3作目。いつものようにフロント陣は据置きで、リズム隊のみ入れ替わり。今回はErro
Walters(b)、Makaya Ntshko(dr)が参加してます。HannibalやCochraneなどメンバーの書くオリジナル曲が好きな僕は、1曲を除いて他人の曲をやっているこのアルバムにはあまり興味がわかなかったんですが、実際聴いてみて認識を新たにしました。いつもにも増して熱く吹きまくってて、プレイヤーとしてのHannibalが好きな方にはたまらない作品です。ベーシストSteve
Neilに捧げられたという、オープニングの"Even Steven"のみオリジナル。スケールの大きいテーマが開放的な気分にさせてくれます。Murrayのチェロも効いてますね。残りは"Dahomey
Dance""St.Louis Blues""Well You Need Not""Misty"といった準スタンダードといってもいい曲ばかりなんですが、どれもトランペット版Coltraneといった趣の熱いプレイが堪能できます。とくに"Misty"にいたっては原型をとどめてません。まさに熱血(笑)これだけやってくれると気持ちがいいですね。面白いアルバムだと思います。Baystate盤3枚の中ではよく見かける盤なんで、見かけたら拾ってやって下さい。ちなみにこれも94年にCD化されてますが、全く見かけません。
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| The Angels Of Atlanta ('81/enja) |
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| enjaでの2作目は、79年から81年にかけてアトランタで起こった連続男児殺人事件(録音時には未解決)の被害者に捧げられたコンセプトアルバム。メンツはGeorge
Adams(ts)、Kenny Barron(p)、Diedre Murray(cello)、Cecil McBee(b)、Dannie Richmond(dr)のセクステットに、曲によってPat
Peterson(vo)、The Harlem Boys Choir(cho)が加わる編成。オープニングのタイトル曲は「There is no death
in Spirit.There is no death for an Angel.」と繰り返す重厚なコーラスから高速4ビートへと展開するナンバー。Adamsをはじめ、Barron、Hannibalとハイテンションなソロを聴かせてくれます。"The
Story Teller"はColtrane〜Harper路線の重厚なバラード。Mullayのチェロが荘厳な雰囲気を醸し出す中、Adams、Harperのソロが展開され、終盤には2人が交錯し、クライマックスへ。続く2曲はHannibalのいとこPatをフィーチャーしたヴォーカルナンバー。Jean
Carnばりの強烈な歌声を聴かせるダークな"The Inner Voice"に対し、牧歌的な"Mothers Land"では一転してコケティッシュな感じも。この"Mothers
Land"、スーッと漂うようなメロの美しさもさることながら、McBeeとBarronのプレイが素晴らしすぎです。名曲ですね。ラストはお馴染みの"Sometime
I Feel Like A Motherless Child"ですが、ここではより悲しげに響きます。全編通して事件に対する怒り、悲しみが見事に表現されていて、感動的なアルバムになっています。なかなか軽い気持ちでは聴けない感じですね。名盤です。 |
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| Poem Song ('81/Mole Jazz) |
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| Hannibalがイギリスのマイナーレーベルに残したロンドンthe 100Clubでの演奏を収めたライブ盤。本人以外は現地のミュージシャンでしょうか。知らない名前ばかりです。内容はスタンダード2曲を含む全4曲。オープニングのオリジナル"Poem
Song"は、Hannibalは最初と最後しか顔を見せず、ほとんどがピアニストMartin Blackwellのソロになってます。でもこのピアノ、ちょっとエキゾチックな感じでなかなかいいです。いつもとちょっと違うなぁと思っていると、続くMilesの"All
Blues"ではいつものHannibalに戻ってひと安心。テナーのDon Wellerはいまいちですが。そしてお得意の"Misty"に続いて、ラストは本作の一番の目玉「Africa」。ちょっと怪しいベースのソロで始まり、少しするとあのリフが・・・。なんと、上の「The
Light」収録の名曲"To Search The Inner World" のインストヴァージョンじゃないですか!この曲は文句なしにカッコいい!!Hannibalのペットもはじけまくってるし、テナーもこの曲には合ってるみたいで頑張ってます。もうコレ1曲でゲットした甲斐があったってもんですね。このアルバム、メンバーがいつもと違うので(とくにピアノ)ちょっと違った雰囲気で面白いです。 |
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| Visions Of A New World ('89/Atlantic) |
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| Hannibalも時代の流れには逆らえなかったんでしょうね。久々のリーダー作はやっちゃった感ありありです。Dee
Dee(vo)やDiedre Mullay(cello)、Warren Smith(per)参加とくれば食指も動くもんですが、他はOmar Hakim(dr)、Marcus
Miller(b)といったフュージョン勢。Cecil McBeeもいるにはいるんですが、バックコーラスのみという・・・。内容は基本的にシンセバリバリアレンジで、いかにも80年代的なコンテンポラリー作品になってます。全編歌モノです。それでも、美しいバラードナンバー"A
Mother's Love"、Hannibalらしいメッセージ性の強いアフロファンクナンバー"Free Mandela"、deepな"Our
Love Will Tell"あたりはなかなかいいんですが、いかんせんアレンジがなんとも・・・。Pharoahの「Love Will Find A
Way」を思わせる残念なアルバムです。 |
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| Kiss On The Bridge ('90/Ear-Rational) |
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| ドイツのバンドSereneと共に同タイトルのドキュメンタリービデオと合わせて製作されたアルバム。下の「Crossing」と対になる作品で、ベルリンQuasimodoでのライブ録音です。SereneはJohannes
Barthelmes(ts,ss)、Michael Henning(p)、Fred Stern(b)、Michael Landmesser(dr)によるカルテット。情報がないのでよくわかりませんが、ポストコルトレーン系のバンドみたいですね。Johannesのテナーが結構ブリブリ系で、なかなかいいバンドです。こちらのほうはHannibalのオリジナル3曲にSereneの曲が1曲という構成。オープニングの"Annabelle
Lee"は清涼感漂うキャッチーなナンバー。メロはいかにもHannibalです。次が今作のベストトラック"Mandelas Dream"。モードとブルースを行ったりきたりするソプラノの長尺カデンツァでスタート。リズムが入ると完全にColtraneですね。6分半ほどソプラノが吹きまくってやっとHannibalが登場しテーマへ。いかにもなメロディがいいですね。HannibalのソロもColtrane。お得意のハイノートは控えめですが、吹きまくっててカッコいいです。ピアノソロに続いて2管がフリーキーに絡んだあと、突然Hannibalが歌いだすんですが、コレがまたいい味。曲はいたってシンプルですが、熱っぽい演奏で27分弱一気に聴けます。続いて今作唯一のSereneの曲"Welcome"。いい感じに盛り上がるワルツナンバーで、ここでもかなり激しい2管の絡みが聴けます。ラストの"Free
South Africa"は前作収録の"Free Mandela"と同曲。コンボアレンジのこっちのヴァージョンのほうがいいです。テナーソロも熱い!このアルバム、HannibalとSereneの相性もよくて、なかなか聴き応えのある作品になってます。ちょっと入手しづらいですが、聴く価値ありでしょう。 |
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| Crossing ('90/Ear-Rational) |
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| 上記「Kiss On The Bridge」と同じステージでの録音です。メンツももちろん同じ。こっちはHannibalの曲は1曲で、オープニングの"Soul
Brother"のみ。ちょっとコンパクトな印象ですが、ツッコミ気味の演奏はなかなか。Hannibalも快調に飛ばしてます。次はピアノのHenningのナンバー"Hut
Ab"。洗練されたアフロ〜ラテンテイストの曲でなかなかカッコいいです。Elingtonの"In A Sentimental Mood"はかなり渋い演奏で、Hannibalのバラードプレイが堪能できます。ラストはSereneの"Um
Sieben"。これもアフロ色の強いナンバーで、Pharoahっぽい壮大なイントロからキャッチーなテーマへと展開していきます。Johannesの豪快なテナーソロも聴きもの。「Kiss
On The Bridge」同様入手しづらいと思いますが、こっちも内容いいので、2枚あわせて探してみては。 |
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| One With The Wind ('94/Muse) |
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| それなりにコンスタントにアルバムをリリースしているHannibal。今作はMuseから。最初に聴いたときはあまり引っかからなくてそのまま放置してたんですが、聴きなおしてみるとなかなかよかったです。70年代の作品のような緊張感は希薄ですが、のびのびとしたプレイが聴ける作品になってます。盟友Michael
Cochrane(p)の参加もうれしいところ。他のメンツはJoe Ford(as,ss)、Lonnie Plaxico(b)、Jeff Haynes(perc)、Cecil
Brooks III(dr)です。内容は各メンバーのオリジナルとゴスペル系スタンダードで構成されていて、まずカッコいいのがHannibal作の"Nile's
Song"。ライトなアフロテイストが感じられるキャッチーなナンバーで、息子に捧げられた曲とのこと。タイトル曲"One With The
Wind"はCecil Brooks作。今作でもっともアグレッシブなナンバーで、アラビックなテーマと熱い演奏がカッコいいです。MPS盤「Hannibal」に収録されていたCochrane作の名曲"Revelation"も再演していますが、コレはやや不発。スタンダード系ではSam
Cookeの名曲"Change Is Gonna Come"がいいですね。メロディは原曲通りなんですが、バックがモロColtraneで面白いです。他はまずまずでしょうか。Hannibalのプレイ自体はほとんど衰えを感じさせません。これ以降リーダー作は出ていないようです。まだまだいけそうなんですけどね。 |
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| African Portraits ('95/Teldec) |
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| アフリカン・アメリカンが歩んできた歴史を題材にしたHannibal製作のオペラ作品。実際に上演された舞台をそのままライブ録音したものとのことです。曲のクレジットがないので詳細は不明ですが、全編Hannibal作なんでしょうか?演奏はDaniel
Barenboim指揮によるChicago Symphony Orchestraをメインに、曲によってゴスペルシンガー、ブルースマン、民族系ミュージシャンなどの「本物」がフィーチャーされています。Hannibal自身は2曲をプレイ。1曲はRon
Burton(p)、Cecil McBee(b)、Cecil Brooks III(dr)とのカルテットで"The Three Deuces Club,
52nd Street, New York City, 1952"のパートでバップを1曲演奏。もう1曲はオーケストラとクワイアを加えての"You
Can Find A Way"。これはBaystate盤に収録されている名曲"To Search The Inner World"です。この曲にコーラスはハマりますね。このアルバム、ジャズとしての聴きどころは多くないですが、いろんなタイプの音楽が入っているので意外と楽しく聴けます。気が向いたらどうぞ。 |
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