◆黒出目金首チョンパ未遂事件(15歳頃の出来事)

あれはたしか高1ぐらいの時のこと、
当時の水槽の1つに、60cmグッピ〜水槽がありました。
グッピ〜水槽とは言っても実際には他の魚なども多く入っており、タナゴ、流金、出目金、レッドラムズホ〜ンなどが同居していました。

その水槽はグッピ〜繁殖水槽でありながら当時唯一の見た目も重視した水槽でもあり、いくつか置物も入れていました。
そのうちの1つに切り株型の置物があり、金魚救いから救出(あるいは奪取)してきた体長2cmの小さな黒出目金が特にそれを気に入っておるようで、そこの穴などくぐってよく遊んでいました。
それはもう飽きもせずに、連続10回とかず〜っとくぐっています…
『○○の1つ覚えね…飼い主の顔を見てみたいものね( ̄〜 ̄。←飼い主』
とか当時は思っていたものです。

このまま平和な日々が続くと思われました。
しかし金魚は金魚、スクスク育ちます、えぇ育ちますとも。
3ヶ月ほど経つと黒出目金も体長4cmを超え、穴(直径3.5cm)をくぐることが不可能になりました。
穴をくぐろうとして、でもくぐれない、それを何度も繰り返す出目を見、
『それが大人になるってことよ…(;〜;』
と勘違いをしながら見つめていました。

と、ここまでならよかったのですが…
その黒出目金は諦めてはいなかったのです。
ある日学校から戻ると、黒出目が泳いでいません。
『また切り株にチャレンジでもしてるかな』
と思っていると…穴から顔が出ています。
でもどうみても体がめり込んでいます。
そこで切り株ごと取り出してみると…どうもムリヤリ入ったらしく首の肉が削れて無くなり首の骨が見えてます…(;〜;
ヤヴァイわさ(TロT!!
慌てて抜こうとしますがなかなか抜けません。よく見ると片目も半分つぶれています。尾びれもボロボロです。
もはや一刻の猶予もないと思った私は、強引に力ずくで出目金を押し出しました。

ようやく救出した黒出目金は見るも無残な姿でした…
首は骨しか残ってなく白い肉が覗いています…
尾びれもボロボロで根元の方しか残っていません…
片目は完全につぶれてしまっています…
まだ泳いでいますが…もはやどうしようもないように見えます…
『そのチャレンヂスピリッツ…ある意味よし…(;〜;』
そう思いつつ…見守ることにしました…

次の日、なんか泳いでます( ̄〜 ̄;
首は相変わらず骨だけなのに泳いでます( ̄〜 ̄;;
その次の日、まだ泳いでます( ̄〜 ̄;;;
そのままの姿で☆にならずに泳いでます( ̄〜 ̄;;;;
そんなこんなで1ヵ月後、
首の肉が半分ぐらい戻ってきました、その部分は白いっス、ちぎれた尾びれもなんかまた伸びてきました、
でも一番の驚きは、つぶれた目玉のところが丸く隆起していること…まさかもしや…
さらに2ヵ月後、
すでに首周りは元に戻りました、色も黒く傷跡も見当たりません、
尾びれはまた長く伸び、ちぎれたなどわからぬほどに、
そしてつぶれた目は…また生えてきました!!見えているかのように動いています、すっかり元通り、
あの時の姿からはとてももたないだろうと思っていたのに、よくぞ生還してくれたものです。
『てっきりグッピ〜のエサになるかと…( ̄〜 ̄;』
とか思っていたのはナイショです。

生き物は時として、人の想像を越えた生命力を見せてくれます。
あきらめぬその姿勢を見習わなければ、と思ったものです。


↑その時黒出目金を襲った切り株型置物

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