◆オタマ共食い事件(7歳頃の出来事)

あれはたしか小学校2年ぐらいの初夏のこと…
親友(こちらで一方的に思い込んでいる可能性あり)の猿さん(仮名)と一緒に近くの田んぼへオタマジャクシをすくいに行きました。
当時の八戸の田んぼにはタニシやドジョウ、ゲンゴロウやミズカマキリなど多くの水生生物がおりました。
当然のようにオタマジャクシやカエルもワサワサおり、それを目当てで田んぼに行ったのです。

ヒルがお嫌いなりうかさんは姑息にもあぜ道からすくい、猿さん(仮名)は暴れはっちゃく鼻づまり(若い人は知らないよね(;〜;)ばりに裸足で田んぼの中に乗り込んでいきました。
二人で協力(あるいはりうかが一人で楽を)して、総数数百匹のオタマジャクシをすくったものです。

猿さん(仮名)は潔く飼える分、数十匹を持ち帰りました。
しかし良く言えばチャレンジ精神旺盛な、悪く言えば無謀なりうかさんは、残りのオタマ全てを持ち帰り60cm水槽に投入しました。ヌメヌメと怪しいくらいの密度でオタマが泳いでいます。
オタマはみんな元気で、パンや金魚のエサをあげると喜んで食べていました。
『早くカエルにおなり( ̄〜 ̄。』
ある種の満足感を覚えたりうかは毎日オタマにエサを与えるのでした。

それから数日…りうかはあることに気づきました。
オタマの数が減っています。
オタマジャクシたくさん+エサ=前より大きなオタマジャクシたくさん、になるはずです。しかし前より水槽は隙間がたくさんあります。明らかに数が減っています。
しかし☆になった遺体もなく、気のせいだと思ったりうかでしたが、現実は厳しく哀しいものでした…。

ある日りうかはソレを目撃しました。
オタマが共食いをしています(;〜;
前歯で仲間を集団で襲っています(TへT
そうです、共食いで数が減っていたのです。
しかし残念ながら他に容器がありません。慌てて一部を移したバケツからも掃除の為に戻されてしまいます。
仕方なしにその水槽で多めにエサをあげて育てていくことにしたりうかでした…。

それから1ヶ月ほど…夏も終わりに近づき、数百匹いたオタマは100匹ほどのカエルになろうとしていました。
まだシッポはありますが形はカエルです。ちゃんと跳び跳ねます。
『なんとかみんな大人になれそうね( ̄〜 ̄。』
りうかも一安心です。

が…まだ悲劇は終わってはいなかったのです…
脚の生えたカエルはフタのない水槽をよじ登り、夜のうちに脱走を企てました。
密封された部屋の中…朝には干からびたカエルの遺体が散乱していました…(T〜T

僅かに残ったカエルが逃げないように水槽にフタをして育て、シッポがなくなるとすぐに彼等を放流しました。
哀しい出来事も多かったですが、いろんな貴重な経験をした夏の日の思い出です。
でもカエルにしてみたら迷惑極まりないことも忘れてはいけません(爆)

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