◆電気金魚事件(15歳頃の出来事)

あれは高1の初夏のある日…
短期巨大化をした金魚等を飼っていた60cmを掃除しようとした時のことです。

普段水槽は掃除用のパイプクリーナーで底床を掃除するだけなのですが、その時はガラスがかなりコケに覆われてしまい手を入れて中から拭こうとしていました。
普段ならかなりのコケでも放置したりもしますが、どうも金魚のエサ食いがよくないので、環境改善の目的で掃除しようと思ったわけです。

掃除の為にライトを取り外しガラスブタもはずそうとした時、指先に軽い痺れが走りました。
『何か刺さったか、あるいは切ったのか…』
そう思い指先を見てみますが、傷はありません。
おかしいと思いながらガラスブタをはずそうとすると、また指先に軽い痺れが…
『酸性でも強くなって肌を刺激しているのだろう…』
そう思いつつ痺れる指先でガラスブタをはずしました。

スポンジを握りしめ手を中に入れ、ガラス面の掃除の始まりです。
がしかし、水の中に手を入れるとまたもや指先が痺れスポンジを落としかけました、指先に力が入りづらくなっているのです。
『よほど強い酸性に傾いてるのかな…』
とも思いましたが、皮膚表面がヒリヒリしたからといって力が入らなくなることはおかしいです。
その時、金魚の異変に気づきました。
金魚の反応が微妙におかしいのです。
言葉では言い表しづらいのですが、何かの刺激を受けているようなふうにも見えます。
『どうしたのだろう…』
と思いつつ手を入れたまま観察を続けていると、ヒジの辺りまで痺れが現れました。
その時ふとあることを思いました。
『これはもしや…感電では?』

慌てて右手を水槽から出すと、濡れていない左手で水面を触ってみました。
やはり痺れがあります。
水槽の各部を触ってみましたが、どうも濡れているところが痺れるようです。
機材の電源を全て落とした状態で試してみると、痺れは感じません。
どっかから漏電しています( ̄〜 ̄;

機材毎に電源を入れてみると、どうも原因はサーモスタット(接触式)であるらしいことが判明、よく見るとサーモのタップ部から金属板がズレています。
どうやらパーツが変形しているらしくその隙間から金属部品がズレており、またそこにちょうどエアストーンによる水の飛び跳ねが溜まってしまい、そこを通じて漏電していたことがわかりました。
余っていたサーモに付け替えると金魚の動きもいつもどおりになり、当然のように水に手を入れても痺れなくなりました。

今はもう機材の耐久度や安全性が向上したのでまずありえないことですが、それでもこれらのことは起こり得る範囲の事柄です。
現に機材には「漏電の可能性があるので水槽内で作業する場合は電源を切ってください」との旨の表示があるはずです。
実際問題健康な成人では一般家庭の100Vで感電しても命を落とすことは少ないのですが、水槽内の生体への影響は少なくないのかもしれません。
この一件以来、私は前以上に機材の利用について考えるようになったのでした。


これらのことは一歩間違えば命にも関わることですが、痺れ程度にしか感じないのがりうかのすごいところです(違)
さらにすごいのは機材の正しい用法を守っていないことがあるところで…(ダメジャン)
そういう場合は『自己責任』という言葉がつくことも忘れてはいけないポイントです。

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