◆上部底面ろ過装置計画(15歳頃の出来事)

長らく水槽をやっていると、市販の製品に満足がいかないこともあります。
そういう場合、人は2つの選択肢を選ばねばなりません。
1.諦めて我慢して使う
2.とりあえず自分で作ってみる
私は、どちらかというと後者側の人です。

15歳の頃の事です、私は上部ろ過に強い不満を覚えていました。
上部ろ過はろ過能力もけっこうあるし、管理もしやすい。でも底面ろ過に比べるとろ過能力が低いし、ろ材の交換という手間もある。
それがどうにも納得いかなかった。

当時すでに高いろ過能力を誇るウェット&ドライ方式の上部ろ過もあったし、2層式(ろ材が2層でなく、ろ過層が縦2段になっている)の上部ろ過も存在しており、それらは私の望むろ過能力を兼ね備えていた。
しかし私にとってそれは高値の花で(当時で1万円以上した)、とても手に入れることはかなわなかったのだ。

買う事も出来ず、そして諦める事も出来ずに悩んでいるりうか、その時私の脳裏の浮かんだもの、それは小5の時に見たあのろ過装置でした。

そう!上部ろ過に砂利を敷き込み、上部ろ過を底面ろ過としてしまう計画が浮かんだのです!!

幸いにも、私の使っていた上部ろ過の構造は底面ろ過に適していました。
本来ろ材を入れる部分に砂利を乗せる、ちょうどスノコの上に砂利は収まった。
出水槽との敷居が比較的キッチリはまるタイプだったので水漏れの心配はなし、あとは出水口を覆うようにパイプを設置して水位を高くする。

↑こんな感じ
これで上部ろ過層が底面ろ過の能力をもつ!
しかも砂利を洗えば半永久使用OK!!
唯一不安だった強度も、砂利を入れてもビクともしない。

あの日から4年、
ついに同じ土俵に立つ時が
きたとですよ(@Д@!!←興奮


予想以上に順調に行き、もはや有頂天だったりうか。
そしてついに試運転です。

ポンプから汲み上げられる水、
心地よい音と共にろ過層に水がたまっていく、
砂利を通りパイプから流れ出る水の音、
そして割れる音…

Σ(TロT!?

メキっていった(;ロ;?
何故曲がってる(;ロ;??
ていうか折れてる(;ロ;???
なんでそこから水でてる(;ロ;????
現実逃避する方法は(;ロ;????????

結論
砂利と水の重みに耐え切れず上部ろ過層の底に亀裂発生、さらにそこを中心に上部ろ過全体が曲がった。

そうです、上部底面ろ過は失敗に終わったのでした。

理論はたぶん間違ってない、実際それをやってる実物も見ている、
唯一誤算だったのは市販の商品の強度は、あくまで想定の範囲内でしか保障されていない。つまり想定外の使用での強度は保障してくれないということです。
幸い生体に犠牲が出なかったせいもあり、この計画については長い間忘れていました。
しかしながら今思い返すと、おらが機材を作る時に無駄なくらい慎重に考える癖は、この頃から始まったのかも知れません。

何時の世も自己責任ということでm(__)m

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