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| ◆注意◆ あくまでりうかの聞いた話です。 事実と違うこともあります。 御利用は自己責任で計画的に( ̄〜 ̄。 |
| ◆熱帯魚の捕獲と繁殖 映画やテレビの影響はとても大きいモノです。 それはアクアリウムにおいても例外ではなく、ディズニー映画「ファインディングニモ」の公開によってカクレクマノミを飼育する人も増えたといいます。 アクアリウムを始める人が増えることについてはアクアリストの一人として歓迎したい気持ちだったのですが…その捕獲法を知るにつれてその気持ちは変わっていきました。 熱帯魚店などに出回る個体は大別して、天然の魚などを捕獲したワイルド個体と、人の手によって繁殖させたブリード個体が存在します。 その比率は生体の種類や繁殖難易度によって大きく異なます。 淡水魚は比較的人工繁殖がしやすい事が多く、ブリード個体が数多く出回っております。 グッピーなどもその1つ、国産は100%ブリード個体、外国産もその多くが東南アジアなどで繁殖されたブリード個体であり、ワイルド個体は採取された珍しいモノぐらいで極わずかです。 それに対して、海水魚のほとんどはワイルド個体であったりします。淡水魚に比べて海水魚の多くは小型の卵を多く産む種類が多く、なかなか成魚までの生存率が上がらなく繁殖が難しいのが原因です。 カクレクマノミも例外でなく、店頭に並ぶものにはワイルド個体が数多く存在します。 「ニモ」大量養殖に成功 野生魚の乱獲防止に一歩(SankeiECO7/14) ↑近頃は大量の繁殖成功例もあり出荷も行われているのですが、その取り組みはまだ始まったばかりであり、店頭のカクレクマノミの全てをブリード個体にするにはまだ時間が掛かるでしょう。 ではその採取される場所とはいったいどこなのでしょうか? そのほとんどは東南アジアなど海外からの輸入物です。 日本でも沖縄などで採取されている可能性はありますが、個体数で考えるとやはり東南アジアの方がはるかに多いく、またコスト的な理由でも東南アジアからの輸入物が多い、と言えるのです。 しかしながら、東南アジアでの熱帯魚捕獲についてかなり問題があることをみなさんは御存知でしょうか。 熱帯魚ブームの裏側(On the Earth04/8/8) シアンを使った熱帯魚捕獲(独立メディア:今日のコラム04/8/10) 東南アジアでは一部の漁師が熱帯魚を捕獲して生計を立てています。普通に食用の魚を捕るよりもはるかに儲かるからだそうです。 しかしながらその捕獲が問題です。 シアン化合物などの毒物を使い魚を麻痺させ捕まえることがあるからです。 当然ながら、捕まえられた魚の中には毒によって死ぬものもおります。さらに毒の影響で輸送中に死ぬもの、店舗についてから死ぬものなどもおることでしょう。以前熱帯魚店店員に「問屋から仕入れてもある程度死んでいるのはよくあること、ひどい時には全て死んでいることもある。」という話を聞いたことがありますが、その中には捕獲法の影響で死んだものもあったのかも知れません。 それでも捕獲に毒物が使われることはなかなか無くならないそうです。その理由には経済的な部分が大きいとも言われます。 安い毒で簡単に捕まえられる、しかも普通の漁師の10倍もの大金が簡単に手に入る、それはとても甘い言葉でありそうなってしまうのもわからないでもありません。 ですがさらにその奥に問題点はないのでしょうか? 普通商品に不具合があれば、クレームが入り商品改善なりの対応が行われます。それを怠ればその会社は廃れるし、取り組む会社は業績を伸ばします。 アクアリウムに近い業種の漁業でも同じことが言えます。網で大量に捕獲することはとにかく数が捕れますが、それによって魚に傷がつくことも少なくはありません。それを避け品質を上げるために、効率は悪くとも一本釣りで丁寧に釣り上げる方法もあります。その結果品質の向上と共に単価が上がり商売が成り立つ、という流れです。 しかしながらアクアリウムにおいては、現状そういった流れがないように感じます。 捕獲した魚の半数が水揚げ時に死に、輸送時にさらに半分になり、さらにそれが店頭に出回る頃には半分に…とてもではありませんが効率が悪すぎで異常である現状になれているのではないか、とそう思うのです。 でもそれが当たり前になってしまい、そういうものだと売る側の店員が思い込み、そしてそれはまた私たちアクアリスト一人一人の認識にまで及んだ結果が今なのではないでしょうか? 私たちは購入した魚が☆になることがあると知っています。 でもそれは必ずしも仕方ないことことではなく、避けられることなのかも知れません。 自分の眼でしっかりと生体を見極めれば、店員もまた成長していきます。店員が成長すれば、問屋からの仕入れにも今以上に創意工夫をすることでしょう。 それはいつか、問屋側にも何か動きを起すかも知れません。 その1つが繁殖に注力することなのでしょう。 カクレクマノミに限らず大量繁殖の方法を模索し出荷できるまでもっていけるのであれば、採取による自然への影響も少なくて済みます。 また毒を使わず捕獲することや運搬中のロストを減らし生存率を上げることも方法の1つでしょう。 普通店頭に並ぶ観賞魚などの値段は、その仕入れコストにロストも考慮した上でつけられています。 また生存率が上がれば、店頭に並ぶ数のために捕獲する数も少なくて済みます。もちろん問屋もロストのリスクが減るでしょう。 とするならばロストが減る分を地元の人に還元し単価を上げてロストのリスクを減らす、つまり安全な魚を高い単価で引き取り地元漁師の生活も保障した上でのリスクを低減した上での環境保護、ということも可能ではないでしょうか。 もちろんその為には、毒物が自然や生体に与える影響というものを漁師に教えることも必要になりますし、それがすぐにうまくいくとも思えません。 ですが長期的に見るならば、このような取り組みはアクアリウム業界に必要なのではないか、とそう思うのです。 アクアリウムを趣味とする人が増えることは正直うれしいです。 しかしながらその背後には、必ず捕獲された生体があり、生体採取を生活の糧としている人が存在し、またそれを少しでも減らそうと繁殖を研究している人が存在するのです。 私達に出来る事は少ないのかも知れません。 ですがせめてそういう事実があるのだということだけでも知り置いていただければうれしく思います。 |
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