3rdシーズン 他のろ過との対決!激闘編
第1回 上部ろ過VS底面ろ過
 
あの…すいませんサギーさん…
あいあい、何ぞなもし?
タッチの南ちゃんも惚れちまうこのあちしに
聞きたいことでもあるのかなもし?
ちなみにりうかはアニメの初代南ちゃん役の
日高のり子さんのタミヤRCカーグランプリが
懐かしくてしかたがないそうだなもし?
そんな昔のことを言われてもわからないのだすが…
そうぞなもし?
で、なんぞなもし?
いやいや、あの…
その語尾の「もし?」も気になるんだすが…
今回のタイトルはどういうことだすか?
やれやれね、あちしレベルの美しさになると
語尾が「もし?」でも「だわさ」でも美しく、
むしろさらにビューテホーに聞こえるということの
実践を兼ねて、さらに実戦と掛けての
あえて語尾に「もし?」をつけたんだわさ。
そういう感じで対決だわさ!!
いや…だから…
なんで対決するんだすか?
格闘家は拳で語るから
は?
格闘家は拳で語るから!
はぁ??
格闘家は拳で語るから!!!!
はぁぁ!?!?
…この夏の間に腕を上げたわさね
夏バテで寝ていただけだすが…
まぁあれね、
他のろ過との対比をする方が
より底面ろ過の特徴をハッキリさせる
ことができると思ったんだわさよ。
じゃあ普通に、
「上部ろ過と底面ろ過を比べてみるる」
ぐらいでも良いんでないだすか?
そこはほれ、
キャッチーでラブリーでキューティーでハニー、
そんな感じにしたんだわさね。
なんか…間接的にサトエリを意識してる?
うっさいわね!
あんな日本人離れした、むしろ人間離れした超脚長女のことなんて、ちっともたっぷりうらやましくあるだわさよ!!
まぁまぁ…サギーのがかわいいだすから
機嫌治っただすか?
ポケロが「かわいい」言いおった…
キモ!
…おらが全て悪くていいだすから、
もう話を進めてくだされ…
でもりうかサトエリそんなに好きでない言うとった、
あちしもそんなにはって感じね、
もっとあれね、
あちしがいぢめやすそうなタイプの感じのかわいらしさがいいのよ!!
あいあい、だからおらなんだすな…
アホが恥かしげもなく自画自賛しとる…
うっさいこの扱いづらいウサギが、さっさとはじめんかい!
キレ芸までイマイチ…
…もうすまんがホントに頼むだすよ…
両生類が泣きすぎて脱水症状になっても困る、
仕方ないからはじめるだわさか…

さて、最初の底面ろ過への挑戦者は、
60cmセット水槽の相方、
上部ろ過です!
よく見かけるだすよね、セット販売でとかで。
そうだわさね。近頃では安売りもさらに進み、
60cm水槽に1灯式ライトに上部ろ過をセットで
4980円とかも珍しくなくなってきたわさ。
また上部ろ過単体でも実売最安1980円となるなど、
とてもリーズナブルな存在ね。
ふむふむ、初心者用とかも言われるだすね。
でも実際のところは幾つか問題点もあり、
また使い方次第ではさらにその能力を
上げることは可能なんだわさよ。
ふむふむ
では底面ろ過と比較しながら話を進めるわさ。

よく言われることに、
上部ろ過と底面ろ過ではどっちがろ過能力が高い?
というものがあるだわさ。
だがこの比較は、非常に難しいものがあるだわさ。
というと?
どちらもサイズによってろ過能力は違うわさが、
特に底面ろ過は底床の厚さによっても違うだわさ。
だから単純に比較はし辛いんだわさよ。
たしかに
だからとりあえず、
一般的な60cm規格水槽と60cm上部ろ過、
そして底面ろ過ユニット上に底床3cm…
計底床厚約4cmとして考えていくだわさ。
かなりありがちな数字ね。
まずは物理ろ過という意味からいくわさか…
答えは単純、上部ろ過の方が上だわさ。
まぁ底面ろ過には物理ろ過がないだすからのう…
まぁそゆことね。
でも実際にはそうそう物理的に排除しなくては
ならないモノが水槽内にあること自体ありえないので、
考えようによってはどうでもいいことよね。
それをいっては元も子もないだすよ…
では次は生物ろ過だわさね
まぁ結論から言えば、
底面ろ過の方が圧倒的にろ過能力は上だわさ。

底面ろ過は底床全体…つまり60×30cmという
とんでもない広さの吸い込み口をもっているわさ。
だからこそ底床全面から吸い込むことができ、
さらには底床全体がろ過になることで、
効率的にろ過ができるんだわさ。

対して上部ろ過だわさが、市販のモノの多くは
ポンプで汲み上げた水をブリッジ上の器具で
ろ材上にまんべんなく散らす構造になってるわさ。
しかしながらその構造が物理ろ過重視になっている
為に、ほとんどの水がブリッジの最初の方で
下のろ材へと落ちていくんだわさ。
結果的にろ材の一部に水が落ち込み、
ろ材の一部でのみで生物ろ過が行われる、
というものすごい効率の悪いことが多いわさ。
おらもそういう経験あるだすな。
ポンプが組み上げた水を分散する為の橋の
最初の方で水がほとんど落ちるのよね。
それで奥の方のろ材は何時まで経っても乾いたまま…
まぁよくあることだわさね。
商品によっても違うのだわさが、
市販の一番安いドライ方式の上部ろ過では
たいていそうなるだわさ。
ただ上部ろ過層をウェット式にしたり、
給水をシャワー方式にしてまんべんなくしたりすれば
もっともっと上部ろ過の生物ろ過は進化するだわさ。
なるほど、生物ろ過では底面のが効果的なのね。
あとは吸着ろ過だわさね、
これは上部ろ過の圧勝だわさ。
上部ろ過は構造上、余剰スペースがたくさんある。
そこに吸着系ろ材を詰め込むことが可能ね。
でも底面ろ過にはそういうスペースがない、
しいて言えば吸着系の砂利をしくということも
できなくはないのだわさが…
定期的に交換せねばならぬことや
底面ろ過の普段の管理(=底床掃除)を考えると
底面ろ過的にはあまり好ましくないだわさ。
たしかに底面ろ過で吸着ろ過というのは
あまり聞かない話だすね。
まぁ底床で生物ろ過バンバンやろうって底面ろ過に、
生物ろ過云々をするでなく余計なものは吸着
してやろうという発想自体がないだわさからね、
元より勝負にはならんだわさ。
またそんなことを…
あとは吸着ろ過にちと関係したことで少し視点を
変えれば、干渉系のろ材をケースバイケースで
投入できるかという違いもあるわさね。
それはどういうことだすか?
吸着系ろ材やその他水質に干渉すると言われるモノ…
麦飯石やモンモリナイトや活性炭などの入った
水質調整の意味が強いろ材を導入できるか
という点では違いが出てくるだわさ。
この時に上部ろ過の余剰スペースが生きてくる。
余剰スペースの分だけ水質干渉系のろ材を
利用しての水質調整、といった選択肢も
増えるんだわさよ。
対して底面ろ過ではそういったものは投入しづらい、
場合によってはリセットライクに底床入れ替え
とかそういうことにもなりかねないだわさ。
吸着ろ材を使う様に使えるということだすね
そゆこと。
まぁろ過トータルで考えれば、
アクアリウム的には底面ろ過の方が
ろ過能力が高いと言えるだわさね。
ただ生物ろ過のみに特化し物理、吸着といったろ過の
導入が出来ないという意味では、
誤魔化しが効かないろ過でもあるだわさよ。
たしかにそうとも言えるだすな。
ということは条件付きながらこの勝負、
底面ろ過の勝利ということだすかな
まだまだ比較はおわらんだわさよ
え?
でもだってろ過の比較ではろ過能力比べたら
あとはどうでもいいんではないだすか?
このドアホ!おまえは何千年生きてるだわさか!!
いやいや、化けガエルじゃないもんで、
何千年どころか100年も生きてないだすよ…
ろ過はろ過能力のみにあらず、
その管理のしやすさや生体への影響、
そういったモノも比較対象なんだわさよ
なるほど…
ということで、管理のしやすさを比較するわさ。

上部ろ過の管理は簡単なもんだわさ。
定期的にフタを開けてろ材を洗うか交換する、
まぁそんなもんよね。
ただ注意点が1つだけ、
先にモーターを止めて水を抜いてからやること。
でないと水槽内に泥とかが流入することがあるわさ。
そう!そうなんだすよ!
先にモーター止めないとろ材の泥が流れて
水槽内に逆戻りとかするんだすよね。
さすがサギー、よくその点気付いてるだすね
ん?どした?
おまんに褒められるとはあちしも落ちたモノね…
いやいやそんな…ちっこい文字で言わんでも…
いちいちボケガエルに反応すると疲れるから
とっとと話を進めるわさよ。

底面ろ過の管理は、ズバリ底床掃除ね。
底面ろ過は底床そのものをろ材とする為に、
他のろ過のろ材掃除に当たる行為を
底床掃除という形でおこなうだわさ。
市販のパイプ状の底床クリーナーなどでやると
砂利はそのままで泥とかだけ吸い上げてくれるわさ。
そういうことを考えると、
底面ろ過より上部ろ過の方が管理は楽だすね。
だからポケロは甘いというだわさよ。
でも疲れるからポケロへのツッコミは省略。

たしかに上部ろ過のろ材掃除は
底面ろ過のろ材掃除よりも簡単だわさ。
でもさ、底床掃除って底面ろ過だけでするもの?
あ…底床敷いていればやるものです。
だわさよね。
ということは上部ろ過でも底床を敷いていれば、
底床掃除をしなくてはならないということだわさよね。
それはつまり、上部ろ過なのに底面ろ過の分の
掃除もしなくてはならないということになるわさ。
だから正確に言うならば、

上部ろ過でベアタンク飼育をしているなら
底面ろ過よりもろ過の管理は簡単だわさが、
上部ろ過で底床を敷いているならば
底面ろ過の方が管理の手間は減る、
ということになるだわさよ。
なるほど…それは盲点でした。
まぁそれでもどっちが手間かの感じ方には
個人差もあるだわさがね。
ふむ
あとはそうね、生体への影響とかも考えねばね。
生体の影響って、ろ過以外に何か出るだすか?
水流の影響があるだわさよ。
ほとんどのろ過は、
水を吸い込んで水を吐き出しているわさ。
当然ながら水流が発生するだわさ。
ふむふむ…でもそれって何か影響あるだすか?
あるんだわさよ、これがまた。
まぁ出水口側はまぁよいだわさよ。
水を吐き出しているので稚魚とか流れに弱い魚が
蹴散らされたりすることもあるかも知れんわさが、
基本的にそういう生き物は流れの弱いところで
暮らしているわけでそうそう問題が起きないだわさ。

問題は給水口側だわさ。
何せ水を吸うのだから周りのモノも吸い寄せちゃう、
そんなところに急流に弱い生き物が
うっかりそばによったらもうたいへん、
吸い込まれる可能性もあるんだわさよ。
それはまずいだすね…
上部ろ過では特に気をつけなくてはならないだわさ。
いちおう格子状パーツで覆ってはいるけれど、
弱った魚はズルズル引き寄せられちゃうし、
稚魚なんてうっかりよったら吸い込まれちゃうわさ。

対する底面ろ過はそういうことはないんだわさ。
砂利にもよるわさが隙間自体がまず狭い、
さらに底床全面で吸い込む為に水流が分散され、
とても緩やかな吸い込みになるんだわさよ。
だから生体への負担も少なく、
稚魚などへの影響も少ないんだわさ。

だからそういう意味での、
底面ろ過の方が生体に優しいんだわさよ。
なるほど…もはや一般人にはついていけない程に
着眼点が細かいだすね…
だまらっしゃい!
その甘えが命取りだわさよ。
…そういうもんだすか?
そういうもんだわさ
気をつけます…
そうしてけれ。
あとはまぁコストやら静音性やらあるだわさが、
底面ろ過はろ過中でも最強に近い
コストパフォーマンスと静音性を誇っておるだわさ。
まぁそういうことを加味して上部に気を使っても、
底面ろ過のTKO勝ち、というところね。
なかなか偏った厳しい意見だすね…
甘やかしてもよいことはないだすよ。
キッチリハッキリ言わんとね。

ただあちしは思うのよ、
上部ろ過と底面ろ過はいがみ合う関係ではない、
とね…
ん?どゆこと?
上部ろ過の回避しづらい弱点、
それは稚魚のまき込みだわさ。
そして底面ろ過の弱点は、
物理ろ過が弱く吸着ろ材の導入が難しいところ。
ならば上部の吸い込みに底面ろ過を、
直結をすればどうか!?
と、そう思うんだわさよ。
そうすれば底面ろ過経由で給水するので、
生体へのストレスも少なくて済むし、
上部ろ過に吸着ろ材や水質調整ろ材を入れることで
何かのトラブル発生時の選択肢が増えるわさ。
そして生物ろ過能力は上がる…
そうよ!
上部と底面は互いに争うよりも、
共に戦うべき
なのよ!!
ちなみに戦う相手は?
アンモニアと亜硝酸塩、
あるいは水槽内の汚れなどだわさね。
納得。
そんな感じで上部ろ過VS底面ろ過は、
闘っちゃうと底面ろ過のが買っちゃいやすいけど、
共に戦うともっとステキなんだわさ。
あいあい、了解だす。
それはそうとあれね…
なんで最終的に共闘路線になるのに、
タイトルに「VS」ってついているんだわさかね…
いやいや、サギーが決めたっしょ
ギャフン…
ってこれでいいわさか?
いいんだすよ
イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ、
普段の半分もオチねばってないべ、
しかもぬるいべ、
いつも長いだすからたまにはいいんよ
そういうもんだわさかね…
そういうもんだすよ

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