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 ////★ 【魔法の秘密通信】 第5号 2003/3/17
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 ★                __−ニ二三三
  _______________/⌒‖ニニニニ三三
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              ハリー・ポッターと魔法の秘密(kmy)
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╋━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
┃魔女のつぶやき〜お誕生日ふくろう便
┃パブ「魔法の羊皮紙」〜気になる謎と・・・
┃特集「シリウス・ブラック」
┃編集後記
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 魔┃女┃の┃
 ━┛━┛━┛
   つ┃ぶ┃や┃き┃
   ━┛━┛━┛━┛

すっかり遅くなってしまいました、メルマガ5号便。
その間に、サイトでもちょっとした行事を催しました。
ロンのお誕生日が3月1日、ええといくつになるのでしょう、物語上の年代と
現実は微妙な魔法がかかっていて、ハリーの生まれた火曜日などを重視すると
1979年の感じですが、1492年の500年前がニックの命日という計算だと1980年。
わたしは1979年説を支持していますが、一般的には1980年説が有力のようですね。
とはいえ、ロンがいくつになるかどうかということよりも、
誕生日を祝ってあげたいな、と思うほうが強いです。
今年ははどうしよう?と思いついたのは、
サイト訪問者からお誕生日メッセージを募集してみたのでした。

うーん、10通くらいふくろうが飛んでくるかな、なんて思いつつ、
3/2、3と留守にしていて、帰ってきてみたらふくろうの数220通・・・
バーノンおじさんもびっくりでした。

でも、残念なのは全部が全部お手紙ではなく、無記名白紙のものや、
闇の魔術(ウィルス W32/Klez-G)、吼えメールまがいのものもありました。
白紙で送ってしまうっていうのは、もちろんわたし自身困ってしまいます。
内容もわからないでついボタンを押してしまったのかもしれないですね。
ですが、闇の魔術に狙われないように、何でもボタンを押してしまうのは
やめたほうがよいですよ〜と、一応メルマガ読者の皆様にもお知らせします。
なんらかの情報を送信している可能性がありますからね。
(もちろん、誕生日メッセージに関しては個人を特定するようなフォームは
とっておりません、あしからず)

吼えメールのようなものがくると悲しいですね。
ハグリッドやハーマイオニーの気持ちがちょっとだけ味わえます(涙)
(彼らのものよりは簡単でたいしたことなかったとは思いますが)
ハリーが好きで来てくれているんじゃないのかな、って
わざわざその一言をわたしに言いたいのかな、って。

とはいえ、いろいろな楽しい意見を聞かせていただけたのは、本当に嬉しい
ことですし、みなさんにも楽しんでもらえればそれだけでも大満足!
そして、このみなさんからのメッセージがロンの元へ届きますように♪

■ロンへのお誕生日ふくろう便
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6353/ronb.html


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‖     ‖      ‖     
‖ ┌〜……▽〜…………〜▽……〜┐ 
‖ │  パブ【魔法の羊皮紙】  │
‖ │     〜OPEN〜     │
‖ └〜……〜………………〜……〜┘  


     
┌【本日のおすすめ】───────────────┐
│軽食にぴったりなイングリッシュマフィンをどうぞ。│   
│こちらは軽くトーストしています。        │
│熱々にとろーりとけたバターがおいしさの秘密!  │
│ジャムはイチゴ、ブルーベーリー、マーマレード  │
│飲み物はミルクで煮出した紅茶をどうぞ      │
└────────────────────────┘ 


シリウスさんとスネイプ先生、気になる二人の関係は、ファン同士でも
気になる関係?ではないかという興味深い意見いただいています。

(☆はkmyからちょこっと感想)

━━━遷さん『 松岡さんすごいっ!』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メッセージ = 日本語版4巻の中で私が好きな文章は、
第3の課題のときにスフィンクスが
ハリーになぞなぞを出すところです。
(謎については4巻下P420を参照してくださいね
引用が多くなりますので省略しました--kmy)

答えはロンが大嫌いな「スパイダー(蜘蛛)」ですね。
日本語でもちゃんとなぞなぞになってるのに感心しました。
原文がちょっと気になります。
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☆遷さんのお話にある、スフィンクスの謎の訳については、「これは言葉博物館に」と
邦訳を読んだときから考えていました。
よく考えたなぁ・・・と。英語で読み流していたときに、これはどう訳すんだろう?
と思いつつ楽しみにまっていた箇所です。

さて、サイトへUP前にこちらでお話します。
┌──【言葉博物館──「スパイダー」】──────────────────┐
 松岡さんの訳が毎回楽しみでもあるシリーズですが、4巻で特に松岡さんが力を
 入れられたのはスフィンクスの謎ではないでしょうか。
 英語ではもちろん、英語で"spider"になるようにできている謎ですが、
 英語を日本語に置き換えるだければ言葉遊びが翻訳されません。
 なので、この場合、第二節の部分を松岡さんは「スパイダー」になるように
 訳しています。
 
 二つ目のヒント。だれでもはじめにもっていて、
 途中にまだまだもっていて、なんだのさいごはなんだ?
(『ハリー・ポッターと炎のゴブレット下巻P420)

 こちらの英語原書は
 Next,tell me what's always the last thing to mend,l
 The middle of middle and end of end?
 ("Harry Potter and the Goblet of Fire" --The Third Task P682
参照ページはBloombury社 PB版の厚いほうです)
 
 英語では"d"の音を当てるのが二番目の謎になっています。
 mendのd、middleのd、endのdが答えです。
(ちなみに、mendは辞書を引くと、「直す、改める、好転する」などの
 訳が載っています)
 mendのdは最後の音ですが、邦訳ははじめ、途中、さいごというように
 流れて対応しているのが とてもすばらしく感じますが、いかがですか?
 この謎だけで「ダ」が注目できるように、あえてひらがなで
 「だれ」「なんだのさいご」というように書かれているのもいい感じです。
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━━━ RYONさん━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近ハリー・ポッター第2弾映画見ました。
ハーマイオニーはとてもかわいらしくなって、
ハリーも大人っぽくなってましたね。
第3弾の映画がとても楽しみです。
映画もそうですが、それよりも第5巻の本の方が楽しみです!!
復活したヴォルデモートはどうなるのでしょうか?とても心配です(ToT)
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☆わたしはまだ映画みてないです〜。
復活したヴォルデモートは、まずなにから行動を起こすのでしょう?
とても気になります。
そして、魔法省の大臣ファッジたちなどの、対応の仕方がどうなるのか、
本当に気になるところです。
悪を手助けし、協力する輩がいるから悪がよりいっそうはびこるように思えます。

━━━nikkiさん『見直しました』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつも、楽しく拝見させて頂いています。

シリウスの特集とても興味深く読ませていただきました。
実は本を読んでいる時は、シリウスには好感が持てずにいました。
人気があるキャラなのですが、私にはもう一つ魅力が伝わらないというか、
私自身が変人であるというか・・・。(苦笑)

でも、今回の特集を読んで、彼を少し見直しました。
彼って本当はとっても熱い奴なんだなぁ、って思いました。
でもそれが恥ずかしいのか?クールを装ってますよね。
再読の折には、違うイメージのシリウスを堪能できるのかな、
と、思います。

kmyさん、まだまだ寒いですが、お体に気をつけてくださいね。
次号を楽しみに待っています。
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☆楽しんでくださって光栄に思います♪
次のフェリシモさんのお話と合わせて、なんだか興味を引かれるご意見を
いただいて、シリウスについていろいろ考えてしまいました!
人気のわけは、ハリーにとっての名付け親、ジェームズの親友だからということ
だけではなく、その熱意ある一途な行動が魅力的でもあり、そして
ハリーのためなら何でも・・・最高級ファイアボルトを贈ったりなんて
ところもあるのでしょうね。
多くのシリウスファンから見ればいいとこだらけでも、スネイプ先生ファンから
見れば、彼の行動は信じがたいところがある、という感じでしょうか?
こういう意見をいただくと、シリウスについて新鮮に感じます。
いろいろと意見をいただくと、次回読むときに
「ああ、こういう読み方もできる」と参考になります。
nikkiさんからのお話楽しみにしています♪

━━━フェリシモさん━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★セブルス

ジーンさまの
>どーも、まだ何か裏に秘めているものがあといくつもありそうでね。

に激しく(?)同意です。が、私の中でセブルスは
あくまで光の側に立つ人なので、心から信頼はしています。
「好きな人のすべてを知りたいタイプ」の私としましては、巻が進むにつれ
セブルスの過去がはっきりしてくるのは嬉しいことなんですが、
心配のほうも大きくなってきました。
もしかしてこの人は、身を投げ打って魔法界の平和とハリーを守り、
劇的な末期を遂げるのではないかと思えてくるのです。
そんなのイヤイヤ。お願いローリングさん!
ラストはセブルスの「引きつった笑顔」と「静電気が走ったような握手」(^^;
で、ハリーを卒業させてほしい。。。

★シリウス
私、まだこの方コワイです。
世のブラッカーのハートをぎゅっと掴んだらしい「チキン!」も
「泥んこ肉球ペッタン」も、どうも粗野な感じが・・・(モゴモゴ)

でも、南国の派手な鳥が運んでくる手紙は欲しいですね〜。
シリウスは、ビーチパラソルの下のテーブルで書いたのでしょうか。
サングラスをかけてアロハシャツなんか着てたのかなぁ。
と想像するのは楽しいのですが、
まてよ、シリウスは逃亡者だもの、こんなにのんびりできはすまい、
ジャングルの洞穴で、あーんな獲物やこーんな獲物を・・・
と考えると、ひいぃぃ〜〜!やっぱりコワイ(><)!

パッドフットはねずみを食べるとき、ワームテールを思い出すでしょうか。。。
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☆わたしも、ねずみを食べるパッドフットはワームテールを
連想していました……ついつい。
ハリーのために誕生日ケーキを調達することはしても、自分のためには
しないってところも彼らしいところですよね。
とにかく、ハリーのため、ハリーになにかしたいと思っていそう!
フェリシモさんが、「この人コワイ」というお話をしてくださったのと、
nikkiさんからお話を聞いて、「スネイプ先生が好きなかたからみれば、
シリウスって対極にいてなんだか好きになれない」感じがでるのでしょうか?
うーん、このあたり投票で聞いてみたいところですね。
ハーマイオニーが4巻でちょっと嫌い(?)なクラウチ氏をよくみていたように、
シリウスのことを冷静に見ていたのを彷彿させます〜。
スネイプ先生がシリウスを完全にわだかまり無く見ていないように、
スネイプファンはシリウスがちょっと苦手?かしら。
そして、シリウスファンはスネイプ先生が苦手?なんて思ってしまいました。
この先どうなるかわからない展開、誰がどういう行動をとるのか・・・。
既刊本にヒントが隠されているかもしれないので、よーくよーく
読み返さないといけないですね。
南国シリウスの生活って、ちょっとのんびりしていたように感じますが。
さすがにねずみよりはいいものを食べていたんでしょうね。

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  M     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ∵ー-べ  ┃特┃集┃シ┃リ┃ウ┃ス┃・┃ブ┃ラ┃ッ┃ク┃
  // ハ   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
         〜アズカバンから脱獄した唯一の魔法使い〜
━━━●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●━━━

まずは、物語での動きを簡単ですがまとめてみました。

11歳ホグワーツ一年生 おそらくジェームズと出会う。グリフィンドール入寮
15歳ホグワーツ5年生 アニメーガスに(黒犬に自在になれるようになる)
  ホグワーツ?年生 『忍びの地図』作成
18歳ホグワーツ卒業、ダンブルドア側の人間として何らかの
  仕事をしていた?と見られるが……謎。
19歳│
20 │ハリー誕生(このころ?空飛ぶオートバイ飛行を楽しむ?)
21 ↓ ヴォルデモート卿 勢力を失う(秘密の守人作戦に関与)
22歳アズカバンに収監
(中略) │
30歳   │
1巻 31歳│
2巻 32歳↓
3巻 33歳 アズカバン脱獄

【3巻でのシリウスの動き】
7月中旬  アズカバンにてファッジから日刊予言者新聞を借りて読み、
      ピーターを発見。アズカバンを脱獄(黒犬の姿にて)北へ向かう
7/31  夜 ハリーをひとめ見るためプリベット通りに出現(黒犬の姿にて)
10/30 太った夫人の肖像画を切り裂き(ナイフ使用)、グリフィンドール寮へ
      進入を試みる
2月    対レイブンクロー戦後、ネビルのメモを使ってグリフィンドール寮へ侵入。
      ロンのカーテンを切り裂く(ナイフ使用)
6月    試験終了の日、暴れ柳の通路から叫びの屋敷へ
      ロンの足を折る。ピーターを逃がしてしまう。
      翌日バックビークにて南の島へ逃亡

4巻 34歳 
【4巻でのシリウスの動き】
〜夏    南の島?に逃亡中。潜伏生活を送る
7/31  ハリー誕生日。バースディーケーキを送る(南国の鳥で二回郵便を送る)
10月   ハリーの手紙により、帰還するとの返事
11/21 暖炉首だけ法でハリーと会話(魔法使いの家に忍び込む) 
12月   ハリーへクリスマスプレゼント(ペンナイフ。何でも開ける道具と
どんな結び目も解く道具つき))
3月    ホグズミードに移る。ハリーと再会。
6月    第三の課題の後、ハリーの下へ。スネイプと握手。
      昔の仲間(ルーピン、フィッグ、フレッチャーら)に警戒態勢を伝える。
      しばらくはルーピンの元に潜伏予定。

■シリウス少年時代
シリウスの少年時代の設定などは、ローリング女史の中では完璧に出来上がって
いるそうですが、わたしたち読者にはほとんど知らされていません。
なんとなく、雰囲気などから魔法族の出身に思えてしまうのですが、いかがですか?
ホグワーツに入学後、ジェームズ、ルーピン、ペティグリューと同じ
グリフィンドールに組み分けされて、そして親友四人組になったようですよね。
アニメーガスを修得するという発想は、シリウスから出てきたように思えます。
非合法だとか、登録だとか、そういうことはこの際どうでもよくて、ただ、
友人のためなら許される……なんていう思いから思いついた方法だアニメーガス
だったのではないかな、って思いませんか?
とはいえ、難しい術を学生でありながら習得できたというのは、やはり魔法能力が
優れていたといえるのかもしれません。

(ピーターは、物語では今ひとつパッとしない魔法使いだったように描かれて
いますが、実はそれなりに能力はあったように感じます。マクゴナガル先生は
あまり評価していなかったのですが、アニメーガスを独学で習得できたわけですし、
また、ひとつの呪文で13人のマグルを吹き飛ばしたり……追いつけ追いつけと
がんばっていたように思えますが、気持ち、心の上で他の3人より自身の確立が
弱かったのではないでしょうか。誰かに頼りとしたい、何か大きい力に守られている
ことが安心という、権力や勢力に流されやすい性格が災いし、最悪の出来事と
なったのがジェームズの死だったように思います────閑話休題)

友達を助けたいという目的のためだったから、だからこそ、複雑な難しい術を
身に付けることができたのかもしれないですね。
そう、嫌だなとか宿題なんかは意外と頭に入らないものです。
そして、忍びの地図も作成してしまう。
学生時代はいかにホグワーツを楽しむか、ということを重点にすごして
いたようです。
友情を一番に考え、そしてスネイプが嫌いなシリウス学生時代でありました。

■卒業後
卒業してから、どんな活動をしていたのか?ということは明らかになっていません。
おそらく、ダンブルドア側の何らかの活動に従事(闇の魔術に対抗する組織)
していたように感じます。(魔法戦士と呼べばいいかしら?)
「昔の仲間」と呼ばれるものたちと活動を共にしていたのでしょう。
(ルーピン、マンダンガス・フレッチャー、アラベラ・フィッグなど。
おそらくピーターもこの魔法戦士団の一員だったのでしょうね)
それによってどのくらい給与を得ていたのかは不明です。
うーん、当時の魔法戦士ってどこからお給料もらうんでしょうね。

とはいえ、シリウス家にはもともとそれなりの財産があったのではないかと
思われます。ポッター家にもグリンゴッツにひと財産ありましたが、
シリウスの個人口座にも相当のものがありそうですね。
ハリーに送ったファイアボルトはいくらくらいかは謎ですが、かなりの高級品。
アズカバンから脱獄の身でお金を使わない生活とはいえ、簡単に買える品では
なさそうです。
また、ヴォルデモート勢力凋落前に愛用していたらしいものが、空飛ぶオートバイ。
こちらはアーサー氏の空飛ぶフォード・アングリアと同様にマグル品不正使用には
あたらないのかが気になります。
アーサー氏のほうは「使う気が無ければ違反ではない」ようでしたが、シリウスの
場合には明らかに「使って楽しむ」ようでしたよね。
当時の緊迫した状況では、今よりはマグル品に対して規制が弱かったのかもしれません。

┌──シリウスの性格を現すキーワード【空飛ぶオートバイ】─────────┐
 空飛ぶオートバイ、彼の性格を現すもののひとつのように感じます。
 もともと、オートバイって一人乗りが中心ですよね。誰かと一緒にという行動
 よりは、一人で行動することを好んでいたように感じます。
 また、魔法使いは箒が一般的のようですが、箒ではなく、敢えてオートバイと
 いうあたりが、また彼らしいのかと思わせます。
 一般的でない魔法の品、というところが高級品のよう。ちょっとした
 財産家の家に生まれたのかな、というところと、皆を同じではないものを使う
 ということでかなり個性的なキャラクターという印象を与えます。
└────────────────────────────────────┘
 

■ヴォルデモート凋落まで
ハリーに傷跡を残したあの晩までの出来事を少しおさらいしてみましょう。

19歳 ホグワーツ卒業後、すぐにジェームズとリリーは結婚。花婿介添え人に。
20歳 ハリー誕生。名付け親に
   ポッター夫妻、ヴォルデモートの標的に。
21歳 ハリー、1歳。
(このころよりジェームズが狙われ始めたらしい。
ピーターがヴォルデモートと密通し始めたらしい(3巻P487))
   秘密の守人作戦 シリウスにより独断で作戦を変更。
10/30(ハロウィーンの日)ピーターの裏切りによってジェームズ死去。
   シリウス、ピーターの隠れ家へ、その後ジェームズの元へ行くが
   すでに破壊されていた。ハグリッドに会い、オートバイを譲る。 
10/31 シリウス、ピーターを追い詰めるも、
ピーター、マグルを吹き飛ばしてネズミになって逃亡。
シリウス、魔法警察部隊の特殊部隊にて連行される。
その後、裁判もなくクラウチ判断でアズカバンへ

こんな感じでしょうか。
ポッター夫妻はシリウスのことを全面的に信用していました。だからこそ、
シリウスの独断ともいえる計画変更を承諾したのでしょう。
そしてそのことを誰にも話さなかったのです。
ポッター夫妻は
闇の魔術対抗組織で何らかの重要な役割を持っていたようです。
そのため、ダンブルドア先生は、秘密守人にかってでようとしたようですよね。
これは、ある意味シリウスがもしかして闇の魔術に傾いている(?)と疑問符が
あったように感じられます。
そして、シリウスがつかまったときは、「やはり」と思われてしまったのでしょうか?
シリウスは脱獄までの間、本当に「極悪人」と誰からも思われていたのでしょう。

■アズカバン時代
人生の多くをシリウスはアズカバンで過ごしています。
その間、なにを考えて生きていたのでしょうか?
シリウスは、ただ、ピーターのことを恨み、ジェームズのことを思い、
秘密の守人を任せたことを悔やんでいたのでしょうか?
このあたりは想像の域をでませんが、弱っていたらしいところをみると、
やはり、他の囚人と同様、暗い思いで満たされていたのでしょう。
3巻P482で、「自分が無実だと知っていた」ので、正気を失わなかったと本人が
語っています。
ジェームズ夫妻が死んだのは、ある意味独断で計画を変更してしまった
シリウスのせいともいえるんですが、シリウスはそのことを深く後悔し、
そしてアズカバンに何も弁明せずに入ったところから、この「無実」というのは
自分は闇側に加担したことはなく、いつでもジェームズたちと同じ側だったと
いう思いなのでしょうね。ディメンターは闇側に属する生き物ですから、
そういう彼とは反対側の思いが強いため、アズカバンで耐えられたのかも?と
ちょっと思ったりします。

■アズカバン脱獄後
犬の姿になりアズカバンから泳いで渡って戻ってきたようです。
作者のインタビューによると、アズカバンは北海の海のほうにあるらしいです。
なので、イギリスの東の海のどこかにあるようですが、ここから泳いでくるのは
かなりの労力だったでしょう。その間、なにを食べていたのでしょうね。
お魚でしょうか?
とりあえず、ハリーに会うためにサレー州、プリベット通りに姿を現しました。
その後の移動は「姿くらまし」なんかを用いていたのかもとも思いますが、
こちらの魔法のシステムはまだ今ひとつよくわかっていませんので、移動方法は
省きます……。
とにかく、人目につかないように北へ北へと移動していたようですが、
ホグワーツ校内のグランドには入り込めたようですね。
その後の動きは前述の3巻のものを見れ下さればだいたいわかると思いますが、
ダンブルドア先生が言うように、行動があまり「無実らしからぬ」感じです。
無理やり太った婦人を切り裂いて入ろうとしたり、ロンのカーテンを
破いたり、ロンの足を折ったり、うーん、客観的に見るとやはりあまりよい印象では
ないですよね。
ピーターをどうにか追い詰めて、自分の手で復讐したいという一心で脱獄して
きますが、常に、行動は独善的という感は否めません。
このあたりの事情をどうみるかによって、シリウスが好きか嫌いかファンの間では
分かれてくるところだなぁと感じます。
そこまでしてハリーのことを思い、そしてがむしゃらに行動する熱血漢な彼が
ワイルドでかっこいい!と思うこともあれば、逆に、自分の行動はどうみられるか
ということは全く考えずに、肖像画を切り裂いたり、ロンの足を折ったりという
手段を問わないやり方を野蛮な感じ、と見えてしまうこともありますね。
そうした両面で、シリウスという人物は好き、嫌いを問わず注目してしまいますね。

クリスマスプレゼント、非常に高価な限定生産モデルの箒、ファイアボルトを
送っています。
この箒、最新型ですが、ホグワーツに入り込んでいたので、学生の捨てた新聞から
情報を得て、そして購入したのでしょうか?
犬の姿でホグワーツ校庭に入り込み、暮らしていたようですが、その間、
いろいろと情報を得るために、シリウスなりに動いていたようです。
4巻27章では、クラウチのこと、死喰い人のことなどを話していますが、
その情報は脱獄後に得たものだと語っています。
ピーターを狙いつつ、このような情報を得ていたようですが、情報源が気になります。
新聞だけでは、ヴォルデモート凋落後のいろいろなことは得られないと思いますし、
他の人を頼りにすることは全く無いので、人からというのも無いでしょう。
もしかしてクルックシャンクス?でしょうか?
ホグワーツの蔵書をこっそり拝借とか。(でも、魔法使いの図書館だから、貸し出しには
厳しいんですよね)
ちょっと気になることではありますが、シリウスはいろいろと自分自身の空白の12年
を埋めるためにいろいろと尽力したようです。
そういうこともあるからこそ、ハリーが頼りにできる大人、という気がします。
バックビークと逃亡後は、南の島でこうした情報の整理をしていたのでは
ないでしょうか。単に休暇を楽しむような逃亡生活ではないでしょうね。
第一の課題直前にはハリーのために留守宅を借りて、暖炉で再会します。
魔法使いの留守宅に入るのも、案外簡単なようで…とはいえ、これもあまり
ほめられたものではないですが、こうしたちょっとした魔法なんかをシリウスは
よく知っているようです。

そんな中、ハリーの手紙から、ホグズミードへ戻ってきます。
ホグズミードは魔法使いだけの村なので、魔法に関する情報を得ることは
他の場所よりは容易なのでしょう。
さて、シリウスが単に逃亡しているだけであれば、事態はシリウスのみに
降りかかってきますが、シリウスがハリーに対して何か行動をとろうとか
考え出すと、ちょっと彼の判断は大丈夫なのだろうか?と心配になることもありますね。
彼の行動は思い込んだら自分の目的のためならば、手段はいとわないタイプなので、
もし、ヴォルデモート、ピーターに関して何かつかんだら、彼は何か行動に出て
いたかもしれません。
ピーターが変身したら殺す、と考えていたシリウスですので、今度ひとりでピーターを
追い詰めたら、勝手に殺してしまったかもしれません。
そういうことで、無事にピーターがシリウスにつかまらなかったのは、シリウスと
シリウスの無実を晴らして一緒に暮らしたいハリーにとっては、よい結果だったかも
なんて、思えてしまいます。

その後、ホグズミードで犬の姿で暮らし始めますが、ダンブルドア先生の信頼を取り戻し
一応は、安定した生活の中、ハリーを見守るという役目に徹していたように思います。
シリウスは、魔法界に関する情報を整理し、考えつつヴォルデモートの
動きを警戒していました。
優秀な魔法使いということで、自分をアズカバンに入れたクラウチのことや死喰い人の
その後の動きなどを、十分に把握していました。
「チキン!」や足跡つきカード、ファンの間ではお気に入りの場面ですね。
「チキン!」(4巻下P248)の場面のほうが暖炉首だし(4巻上P510)より
やつれたようですね。
南国の生活のほうが、充実していたのかもしれないです(笑)

そして運命の第三の課題の日が来ます。ヴォルデモート復活の知らせを聞き、
ダンブルドアに呼び寄せられたシリウスは、スネイプ先生と握手を交わし、
昔の仲間に連絡をとり、ルーピンの元に潜伏するよう指示されます。

■今後の展開…
今、ルーピンのもとに潜伏しているはずです。
今後の展開は予測するよりも、シリウスが勝手に計画を変更しないように、と
気になるところです。
ヴォルデモート全盛のときに、誰を信じて言いかわからない状況、信じたピーターに
裏切られたシリウスは相当の人間不信に陥っていたでしょうが、だからこそ、
今度は信頼しあった仲間同士の結束を高めなくてはいけませんね。
スネイプ先生との不思議なームワークを見せてほしいな、って願っています、

┌──シリウスの性格を現すキーワード【ナイフ】──────────────┐
 アズカバン脱獄以来、いいえ、もしかしたら以前からかもしれないですが、
 シリウスはナイフを愛用しているように感じます。
 杖に変わるマグル品としてか、婦人の絵を切り裂いたりカーテンを切り裂いたり
 していましたね。
 それだけでなく、4巻のクリスマスにはハリーへの贈り物としてペンナイフを
 送っています。
 魔法使いとしての能力はあるはずですが、敢えて魔法以外に役立つ方法を
 ハリーに教えたかったのかも、とも思ったりします。
 「油断大敵」という偽ムーディの言葉もありましたが、杖を使った決闘などは
 魔法使いにとって常識、でもナイフがあれば、万が一杖がなくても何かしら
 できそうです。
 ナイフは、魔法界に不信を抱いたシリウスを表しているように思えてきます。
 ナイフを携帯していることで、ちょっと野蛮さなんかも見え隠れしますけどね。
└────────────────────────────────────┘
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…〜……〜……〜

  編┃集┃☆┃
━┛━┛━┛
後┃記┃☆┃
━┛━┛━┛
すっかり春の足音が聞こえてくるようになりました。
こちらのマガジン、ちょっと発刊が遅くなりましたが、
少々長くなりました。
シリウスについてはもっと詰めていきたいのですが、また、みなさんからの
ご意見・感想をいただきながら、お話していきたいと思っています。

次号はどんな特集にしようか考え中です。
ウィズリーさんちを考えてみようかなぁ、と予定しています。

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…〜……〜……〜

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