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ルーピン教授の研究室

 

月夜の晩には秘密がある・・・

★Remus. J. Lupin 教授の名前の意味
★Remus. J. Lupin 教授の名前の意味(海外サイトから)
★三巻の伏線部分
★ルーピン先生に引き込まれるその理由
★ホグワーツ特急のルーピン先生
★シリウスがルーピン先生を疑ったことについて



☆Remus. J. Lupin 教授の名前の意味
まずは先生の基礎知識、名前から始めてみました。この名前はまさにルーピン先生そのものを表しているんです。詳しく説明しますと……

◆Remusとは
:西暦紀元前753年にローマを建設して最初の王となったと言われている、MarsとRhea Silviaの間に生まれた双生児のひとりと同じ名前です。(もう一人はRomulus) 伝説では、この二人共に赤ちゃんのときに捨てられ、オオカミの乳を飲み、羊飼いによって育てられたといわれています。この名前がすぐに出ていれば、Remus=オオカミのつながりがすぐに出てくるので、はじめはあえて、R. J.ルーピンとイニシャルだけの表記になっていたんでしょう。
◆Lupinとは:英語の形容詞、"lupine"から来ていると思われます。これはオオカミの、オオカミに似たような、オオカミと類縁のという意味を持つ単語です。……ということで、名前も名字も「オオカミ」を意識してつけられたものに間違いないでしょう。名実ともにオオカミなんですよね、ルーピン先生は。ミドルネームの"J"も気になりますが、どうなんでしょう??

参考文献:「小学館ランダムハウス英和辞典」

☆Remus. J. Lupin 教授の名前の意味(海外サイトから)

ドイツのファンサイトHarry-Potter-Kiste さんで、とても興味深い考察をしています。サイト管理人のCornelia Remiさんが図書館等に通って調べて、考察をまとめたものが事典になっているサイトです。こちらからルーピン先生の意味について、転載許可をいただきましたので、紹介します。(注:Web上でウムラウト表示が出来ないので、ae,oe,ueと綴ってあります)

"Lupus" - so heisst im Lateinischen der Wolf. Die sagenhaften Gruender Roms, Romulus und Remus, wurden von einer Woelfin gesaeugt. Gibt es einen passenderen Namen fuer einen Werwolf? Auserdem koennte es einen Zusammenhang zwischen ihm und Maurice Leblancs beruehmtem Meisterdieb Arsene Lupin geben, weil seine Initialen "R. J." im Englischen aehnlich wie das franzoesische "Arsene" ausgesprochen werden.
Harry-Potter-Kiste さんのサイトから引用)

訳:「Lupus」、これはラテン語において、狼を意味している。伝説上のローマ創設者、ロムルスとレムス(注:リーマスのこと。神話ではレムスと訳されることが一般的です。)一匹の狼から乳をもらって育った。人狼にはふさわしい名前ではないだろうか? その他、彼とモーリス・ルブランの有名な大泥棒アルセーヌ・ルパンとも関係があるかもしれない、というのは、彼の英語におけるイニシャル「R.J.」は、フランス語の「アルセーヌ」に似た感じで発音されるからである。(あまりよい訳ではありませんが、ご了承ください)

いかがでしょうか? Lupinは、フランス風の読みをするとルパンになります。「R.J.」の音がアルセーヌに似ているらしいという考察は、なぜ、ミドルネームまで出てくるかという考察として興味があります。他の登場人物はおそらく、ミドルネームはイニシャルとしても出てなかったように思えます。英語・フランス語とも詳しくないので、詳しくはわかりませんが、ひょっとして、そういう意図もあったのかもしれないですね。でなければ、R.Lupinと書いてあるだけでかまわない気がします。ローリングさんはフランス語に精通しておられるようですし、最初は狼関連の連想より、アルセーヌ・ルパン関連の連想をさせて読者をあっといわせようというつもりだったのかもしれません。Remusというファーストネームは、はじめのほうでは語られず、最後に狼人間だということがわかった時点で明かしていましたのが、印象的な名前でした。おそらく、アルファベット文化圏では、名前が最初から示されていると狼との関連が気づかれるからでしょう。

参考サイト:Harry-Potter-Kiste  他にも興味深い語源に関する考察が満載です(ドイツ語)



☆三巻ネタばれ・・・ここが伏線

★杖の特性
一巻でオリバンダーの店へハリーが杖を買いに行ったときに、お父さんであるジェームス・ポッターの杖のことが触れられています。そのとき、「変身術には最高」とオリバンダー老は解説しています。 このことが実は三巻への伏線でしたね。
★シリウス・ブラック
一巻でもハグリッドにバイクを貸してくれた人物として登場します。三巻でその真実が明らかになりますが、はじめは不気味な黒犬としての登場でしたよね。
シリウス・ブラックの名前、これも最初から示されていたのに、中盤でやっと気づきました。シリウスって、大犬座の星の名前で、犬の名前+黒という意味をもつ名前です。名前も実際黒犬だったんですよね。英語圏の方ならピンと来るのかどうかな、やはり、途中でやられたって気づくのでしょうか? わたしとしては、おおーすごいと感心してしまいました。どの名前も意味がふかーくこめられているなぁって。



☆ルーピン先生あれこれ

★魔法使いとしての技能の素晴らしさ
教師としての技能の素晴らしさも、最良の先生と感じる所以です。まず、ホグワーツ特急の中の、Demetorに対しても適切な対応をし、ネビルのように、何かをやらせてみると必ず失敗して問題を起こすような学生に対しても、ルーピン先生は、わかりやすく丁寧に、そして確実に技術を取得させる教え方をしています。また、血みどろ男爵以外でピーブスを追い払えるのも彼だけのようです(フィルチにはとても無理)。

★学生に対する親しみやすさその1
ルーピン先生がホグワーツの中でも、最良の先生と感じるその理由は、まず、学生たちをすべて名前で呼んでいるところだと思います。他の先生方は、名字で呼んでいます。ダンブルドア先生と、ロックハート先生はハリーだけは「ハリー」と名前で呼んでいますが、他の学生に対しては「ミスター」「ミス」をつけて名前+名字、あるいは名字で呼んでいるのです。(もう一度見直して見ますが)どの学生に対しても、ルーピン先生は名前を呼ぶことで、より学生に近い存在を位置付けているように感じられるのです。

★学生に対する親しみやすさその2
ハリーとの個人レッスンの際に、一緒にバタービールを飲むシーンがあります。個人的なことで申し訳ないのですが、このシーンがかなり好きです。先生がわざわざ、ハリーのために買ってきてくれました。先生と学生が一緒に飲食を楽しめるのは、本当に親しくなっているという証拠だと思います。友人でも、一緒に食事をする関係というのは近しい仲ですから、まして学生と先生といえば、なおさらです。これによって、ハリーとルーピン先生の間には連帯感のようなものが出来上がっているのを感じます。しかも、「レイブンクロー戦でのグリフィンドールの勝利を祈って」とか言いつつ、慌てて、「おっと、先生がどっちかに味方してはいけないな・・・・・・」と言うあたり、グリフィンドールの出なのだろうということを感じますね。
(ルーピン先生の言葉は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』J.K.ローリング作 松岡佑子訳 静山社 P320より引用)

★茶目っ気もあるところ
ルーピン先生の魅力は、魔法の技能だけでなく、茶目っ気を感じる部分です。忍びの地図をスネイプ先生が入手して調べる場面があります。その際、ムーニー氏は忍びの地図にいろいろと浮き上がらせます。ことごとく、スネイプ先生を酷評した賛辞を述べます。その地図への魔法はムーニー氏をはじめとして四人がかけたのかと思うと、ホグワーツ時代はフレッド&ジョージのようだったのでは、と想像してしまいませんか?(ジェームス&シリウスはまさにフレッド&ジョージのようだったようですが)
しかも、最初にムーニー氏がでてくるあたり、あの地図をメインで作ったように思えてしまいます。

 

☆ホグワーツ特急とルーピン先生・・・魔法界の交通手段

三巻を読んでの感想を話し合っていたシュメルさんとのメールのやりとりで、なぜルーピン先生はホグワーツ特急に乗っていたかについて、シュメルさんの推測を紹介します。対話形式になっています。

シュメルさん:あくまでも私の個人的な想像(妄想)の域を出ないんですが、もしかしたらルーピン教授は9/1のホグワーツ特急に、「ハリーの護衛のために」乗り合わせていた可能性があるかも・・・と、思うんです。ハリーがダイアゴン横丁にいる間は、魔法省が。そこからキングズクロス駅の9と3/4線プラットホームまではアーサー・ウィーズリー氏がついていてくれたのに、そこからホグワーツまでの間が無防備、っていうのも変じゃないですか!列車内は子供ばっかりなのに。ルーピン教授は、ヴォルデモートの名を声に出して呼んでも平気な、数少ない(←今のところは)勇敢な魔法使いですしね。(^0^)シリウス・ブラックの魔手を警戒して、彼が自主的に乗りこんだか、あるいはダンブルドア校長からの依頼だった、なんて線も・・・。(妄想です)新しい先生はみんな生徒と一緒に9/1のホグワーツ特急で赴任してくるっていうなら、単なる偶然になるんでしょうが。(ロックハート先生も、2巻ではやっぱり9/1のホグワーツ特急に 乗っていらしたのかしらん?)

kmy:ホグワーツ特急にはそれ以前に大人が乗っていたことはないということが三巻のホグワーツ特急内に記述があります。ロックハートはもちろん乗ってこなかったということですよね。あれって、いわばスクールバスみたいなものですよね? 先生たちは通り道でも乗り合わせてこないのではないでしょうか?(スクールバスに乗ったことはないのでわかりませんが・・・)

シュメルさん:「ホグワーツ特急はスクールバスのようなもの」という話を日中にふと思い出したんですが。たしかにロックハート先生ならもっと華やかな方法を選びそうですよね。ホグワーツまでの交通手段としては、これまでに登場した空飛ぶフォード・アングリアや、空飛ぶオートバイや、夜の騎士バスもホグワーツ−ロンドン間の運行をしてるようだし、(↑ハグリッドがバックビークを連れて行った際に利用)ルーピン先生が学校を去るときに乗っていかれた馬車(carriage)という方法もあるようですよね。ファッジら魔法省の役人たちがホグワーツへちょくちょく来るのも何らかの交通手段を使用してるわけでしょうし。きっと、ロックハート先生ならキラッキラの自家用車かな〜?そうすると、わざわざそのスクールトレインに乗り込んだルーピン先生はますます訳ありっぽいですね。(路銀を節約したかったんじゃないなら、ですけど)(^−^;ハリーがディメンターに接近されて気絶したことを早々にふくろうを飛ばして学校へ知らせたのも、ハリーの身辺に何か異常があれば逐一報告するようにダンブルドア校長が指示していたからかも知れませんね。

kmy:確かに・・・説得力あります。チョコレートを持っていたのも、ディメンターのことを予め
承知の上なのかもしれないですね。



☆シリウスがルーピン先生を疑ったことについて
〜シリウスはルーピン先生をスパイだと疑っていたというような発言をしています。(P485)この言葉について、談話室に投稿された考察を紹介します〜

アルビレオさん
シリウスとピーターの関係が話される時、「シリウスはリーマスを疑っていた」
という悲しい事実が出てきます。しかしこれに納得できない私は「シリウスは実はリーマスを疑っていたのではなかった」という考え(暴挙ともいう)を出したいと思います。
(以下、あくまで仮想です)

ジェームズ達の「秘密の守人」を決める前、ジェームズとシリウスは、リーマスもピーターも同様に、信頼のおける仲間と見なしていました。
シリウスが最終的にピーターを守人に選んだのは、ヴォルデモートが絶対見逃すと思っていたからです。「絶対あんなのを守人にゃしないだろう」(ヴォル談)

となるとヴォルが狙うのはシリウスとリーマスです。ここでシリウスはリーマスをスパイだと疑うふりをして、「守人になるのは自分以外あり得ない」ということを暗にアピールします。ホグワーツ時代の友人関係を保っていたら、ヴォルの矛先は間違いなくリーマスにも向けられたはずです。まして守人が誰かを知っていたら真っ先に狙われたでしょう。あえてリーマスをのけ者にすることでシリウスは彼を守ろうとしたのではないでしょうか。自分がすべてを引き受けて逃げ切る自信がシリウスにはあったのでしょう。(やはり詰まるところは「おのれピーター!!」です。私の場合)

12年を経てシリウスと対面した時、リーマスは「…君はあいつと入れ替わりになったのか…私に何も言わずに?」と言っていますが、なぜシリウスが守人を替えることを言わなかったのか、その真の理由が彼には分かったのです。シリウスを抱き締めた時には、彼の本心を知らずに12年間彼を疑っていた後悔と謝罪、そして再び友を得た喜びと、様々な思いが胸中を去来したことでしょう。シリウスもこの瞬間、世界でたった一人、自分を信じ理解してくれる人間が現れて心強かったはずです。
…何度読んでも感慨無量のシーンです。

ピーターが「計画を変更したなら、シリウスは君に話したはずだろう?」と聞いた時にリーマスは「私がスパイだと思ったら話さなかっただろうな」と言っていますがこれはもうピーターに対する皮肉ですね。シリウスもそれを知ってて話を合わせてます。「すまない、リーマス」(笑)
(やっぱりちょっと無理がありますね…)

ふさすぐりさん

ルーピンに関してはそれほど疑っていなかった可能性もあると思います。
ジェームスとシリウスは一番の親友だったから、当然まずはシリウスに相談した。その後、シリウスがおとりになることにして、ピーターに決めたのは、kmyさんが言っているように、戦いに弱そうなピーターは意外性もあるし、逃げ隠れに関して言えば、ピーターの方がルーピンよりうんと有利だから。
味方にも秘密をもらさない方が敵もだませるし、逆に言わない方がルーピンの命を守ることになるかもしれないから。でも、結果ああいうことになってルーピンには申し訳ないことしたって思ったはず。
いつも危険な冒険を共にしてきたのに大事な時に仲間はずれにしたんだから。
「私の事をスパイだと思ってたんだろ?」って言うのは笑って許せる冗談で(笑) …えーっと、そうだといいな、と思っただけで、
実際は本当に疑っていたのかもしれない(笑)


kmy
ルーピン先生をスパイと思っていたということ、疑っていただけであって、
確信していたわけではないですよね。
アルビレオさんの意見も聞くと、疑っていたっていうのは
あの場の話で・・・「さりげなく」言ったっていうことで、
ピーターの意見をさらっと崩す相槌だと思いたいと・・・(汗)
クールな先生の「やぁ、ピーター」に通じる、さりげない言葉の
裏では思惑が・・・という感じがします。
シリウスさんのやり方は、誰か回りにスパイがいることは
感ずいていたので、あえて計画の変更を言わないで、
敵を欺くにはまず味方からというやり方だったと、考えたいところです。
これで、うまくいったときに、「実はこういう計画に変更したんだ」と
シリウスさんからルーピン先生に語られるはず・・・だったと
思いたいですね・・・。 ということで、アルビレオさんの投稿を読んで、その部分をもう一度読み返しました。P455の「わたしに何もいわずに・・・」の部分、そうとりたいな、と思います。ピーターに対する皮肉って、そうとりたいです、わたしも。そして袖を捲り上げる先生・・・なんか冷ややかに怖いです(笑)お前の言い訳や意見などには、何も説明する必要などないって感じがします。そのときに、学生時代のあだ名「パッドフッド」っ呼んだのが、なんか印象的ですね・・・学生時代を思い起こしているような・・・。しかし、ホグワーツ卒業後のことを考え合わせると、先生はまともな職につけなかっと言いますし、でも、今回「闇の魔術の防衛術」の教職につくくらいですから、「闇の魔法」の知識や防衛策などの勉強を続けていて、詳しかったのかもしれません。そのことで、逆に「闇の魔法」にかかわった可能性があるのかもと疑心暗鬼になった時代だったのかもしれないですよね。一瞬、そういう考えがよぎったとしても、時代がそうさせていたと思いたい・・・一瞬疑っただけにして〜と(汗)
(フォローになってないですね。じゃあ疑っていたということになってしまいそう)
とにかく(←無理やり取り繕うわたし)彼らの友情は本物だったということですよね(ピーターは除く)12年間、お互いに言いたいことがあったと思うのですが、あの場面で言わなくても悟ったということは、一瞬疑ったとしてもやはりゆるぎないものであったと思っています。


アルビレオさん

先生はハリーにシリウスのことを知っていたはずだと聞かれたときに、「ああ、知っていた。知っていると思っていた、と言うべきかな」と言っていますが、これは先生が学生時代はシリウスを信じていたということだと思います。12年間友達でなかったとも言っていますから、あの事件が起こる前は、先生の方はシリウスに何の不信も抱いていなかったのです。だから先生の方で疑われるようなことをしていたとは考えにくいのですが…。

私があのような考えを出したのは、原書で"…without telling me?"のセリフを読みかえしたときに、とっさに「ああ、シリウスは先生のために黙っていたんだ」と思ったからです。原書でしょっちゅう誤読をしているのは承知の上で、これだけは当たっていてほしいと。(笑)
…なんか一気に信憑性がなくなりましたね。(くすん)

そして気になるのは、ジェームズを始め、シリウス、ピーターはとんでもない目にあっているのに、なぜリーマスだけ何のとばっちりもなかったのか、ということです。


シュメルさん
■「なぜ当時、シリウスはリーマスを疑ったか」■
に関しては、他の某掲示板さまでも邦訳発売以前に話題に上ってましたが、日頃は考察クイーンの諸姉さま方が口をそろえて「なぜなんだ?!」とおっしゃるばかりなので、気弱な私はジェームズたちに囲まれた学生時代のピーター少年(予想)のように、下のほうでもじもじ黙ってしまっておりました。ほんとは言いたかったのに…。

(ぼそ)「だって…ルーピンさんってスパイじゃなかったの?」

あ、待って、みなさん、どうか振り上げた怒りの杖々をお納めください!
説明させてください!聞かないと君は後悔を…しないことは請合いますが。(^^;

私は初めて3巻を米国版で読んでいた際に、すんなり「そうだ」と思ってそのあたりを難なく読み過ごしておりました。「ルーピン先生は当時スパイだったのね」って。

きっかけは、
・ルーピン先生はヴォルデモート卿の名前を声に出して呼んでも平気な勇敢な魔法使いであること。203p

・ヴォルデモート卿の勢力が全盛の頃、ダンブルドアは有能な多数のスパイを放っていたこと。265p

・当時シリウスは両勢力をまたにかけた二重スパイだと思われていたこと。267p

つまりですね、スパイはスパイでも『ダンブルドア側の』スパイです。ルーピン青年もシリウスと同様に職業スパイだった・説でございます。…暴挙っぽいでしょうか?(不安)

私は「スパイ」と聞いて、映画「ミッション・インポッシブル」を思い出していたんです。スパイはみんな有能でスゴ腕で、一時的にチームを組むことはあっても基本的には自己判断による「単独行動」なんですよね。

スパイ活動にもいろいろあるとは思いますが、まぁ一部のダンブルドア側のスパイたちは、ヴォルデモート卿に接近して、闇側に寝返ったふりをしながら情報を探ったりしていたんだと思います。で、何人かはそのまま本当に闇側に加担していったんでしょう。個人行動中のスパイたちは、仲間と言えどもその人が寝返ったふりをしているのか本当に寝返ってしまっているのかわからないし、今は大丈夫でも明日は寝返るかもしれないほど闇側に接近しすぎた人物なので、仲間内ではかえって相手を信用できないんじゃないでしょうか。

だからいくら友人同士だったとしても、二人がもし当時スパイとしてダンブルドアのもとで働いていたのだとしたら、業務上は信用できないから、どんな情報も(とくに大事なものほど)漏らせなかったのでは。危険で孤独で高い能力の要る仕事。当時のシリウスたちってそういう仕事をしていたんじゃないかなぁ?(…問題はピーターのポジションです。シリウスたちが対ヴォルの最前線に いたとすると、ピーターは後方支援隊のはじっこ、とかなら辻褄合うかな? 秘密の守人として隠れるために、消えても支障が出ない部署、と言うか。
 あ、ジェームズは隠居前はなにしてたんでしょ??)

ポッター夫妻の命に関わる計画を、自分抜きの3人だけの内緒にされたことに対しては、首謀者のシリウスにひとこと恨み(「わたしに何も言わずに?」)を投げかけたくもなるけど、ルーピン先生にも納得、なことだったのでは。「気にするな。我が友、パッドフット」485pですまされるくらいに。
しかしここ、予想する裏の感情しだいで千変万化に読み取れますね…(汗)

まぁ、ふさすぐりさんのおっしゃったように、ルーピンさんでは逃げ隠れに不便で、かえってあの計画にはお呼びでなかったですよね。そういう意味でも、本人も納得したんじゃないかなぁ。

えーと、話を戻して、この場合485pで交わされているセリフの中の「スパイ」という単語を「あっち側のスパイ」に置き換えてくださると、私の説ですんなり読めるかと…
ダ、ダメかしら?

この説の根拠は、ないです。(泣)ルーピン先生もなんとなくヴォルデモート卿をよく知っていそうな雰囲気だったし、優秀そうだし、わりに躊躇なくピーターに手をかけようとなさった
しって程度で。毎月、満月近くの何日かは働けないフレックス出勤なスパイでもいいのかしら?って部分もめっちゃ不安です。(大汗)

 

素材:PlayMoon