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各国語に翻訳されたアナグラム

 トム・マールヴォロ・リドルという名前を世界各国語に翻訳されたものを適当に分類しました。各国語の本を入手することは困難ですので、これらの言葉をコレクションしているサイトさんのご好意によって、そちらのサイトの記述を転載させていただきました(The Harry Potter Galleries<リンク切れ> Viola Owlfeathers Harry-Potter-Kiste)。また、原題・訳者・出版社に関してもできるだけ調べましたが、一部不明のものがありますことをご了承ください。詳しいページも本来は明記すべきですが、そこまではわかりませんでした。こちらの訳語の著作権は翻訳者にあります。言語的な解説を加えてみましたが誤字がありましたらお知らせください。(2001年作成)

 たぽこんさんよりご意見をいただき、調べ直してみました。Wikipedia, the free encyclopediaLord Voldemort項目(英語)で、このアナグラム一覧があります。こちらによるとアルファベット圏では自国語、ラテン語などに合致するように"Tom Marvolo Riddle"という名前ではなく、別の名前になっています。アナグラム翻訳を行なっている国は上記サイトによると、ブルガリア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、アイスランド語、イタリア語、ラトビア語、低地ドイツ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語、ウクライナ語、合計27ヶ国語でアナグラムが作られています。特に注目したいのはできるだけ"Voldemort"は残して翻訳してあるということです。"Voldemort"という名前は各国共通の呼び名のようです。例外としてスロベニア語の翻訳がありました。(Mark Neelstin → Mrlakenstein 参考サイトの解説によると、Mrlakensteinはフランケンシュタインのような発音でMrlakは「死」をほのめかしているらしいです)(2006/2/25)

■トム・リドル系翻訳
できるだけ、英語の雰囲気は壊さないようにして、トム・リドルという名前は残して、マールヴォロの部分をアナグラムにすべく翻訳したものです。
【ドイツ語】Klaus Fritz訳 Carlsen社 "Harry Potter und die Kammer des Schreckens"
Tom Vorlost Riddle
ist Lord Voldemort

この部分をつなげて読むと、アナグラムになります。istは英語で言えば三人称単数にあたる「is」の意味で、二つの語を並べると、「Tom Vorlost Riddleはヴォルデモート卿である」という意味が出来上がります。
【イタリア語】Marina Astrologo訳 Salani社 "Harry Potter e la camera dei segreti"
Tom Orvoloson Riddle
Sono io Lord Voldemort

「Sono io」というのが英語でいう「I am」にあたるようです。「io」が「I」で「sono」はイタリア語のbe動詞の変化形らしいです。

【エストニア語】Astro Raamatud OU社 タイトル・訳者不明
Tom Marvolon Riddle
miNa Lord Voldemort

こちらはエストニア語・・・まったくわからないのですが、「miNa」というのは英語で言う「I」にあたると、書いてありましたので、「わたしはヴォルデモート卿だ」の意味になるようです。

【スペイン語】(ラテンアメリカ篇) Adolfo Munoz, Nieves Martin Azofra訳 Salamandra社 "Harry Potter y la camara secreta"
Tom Sorvolo Ryddle
Soy Load Voldemort


「soy」は英語で言えばbe動詞の一人称単数で「am」にあたります。スペイン語では「I」にあたる単語「yo」がなくても文章として成り立つのでSoy Lord Voldemortとなります。
※参考サイト:Wikipedia, the free encyclopediaLord Voldemort

■トム型
名前のトムは生かして、ミドルネームと名字は変更し、アナグラムにすべく翻訳したものです。一応、名前はトムですが、名字はリドルではありません。
【ノルウェー語】Torstein Bugge Hoverstad訳 Ex Libris社 "Harry Potter og Mysteriekammeret"
Tom Drodelo Venster
Voldemort den Store

Denは定冠詞「それ、その」、storは「大きい」、storhetは「偉大」と辞書に記載されているとのことです。日本語に直すと「偉大なるヴォルデモート」というところでしょうか。(たこぽんさんからのご意見を頂きました)

【スウェーデン語】Lena Fries-Gedin訳 Tiden社 "Harry Potter och Hemligheternas kammare"
Tom Gus Mervolo Dolder
Ego sum Lord Voldemort

スウェーデン語で翻訳されたものの、アナグラムは、ラテン語だそうです。ラテン語で「I am」のことをEgo sumというのだと思うのです。なので、スウェーデン語に翻訳されたわけではないのですが、おそらく常識的にわかるラテン語なのだと思います。スウェーデン語の「I」は「jeg」だそうです。デンマーク語とどの程度違うのかはわかりませんが、かなり似通った言語のようです。翻訳もがんばるとデンマーク語くらいトム・リドルではなくなるのかもしれません。
【フランス語】Jean-Francois Menard訳 Gallimard社 "Harry Potter et la Chambre des Secrets"
Tom Elvis Jedusor
Je suis Voldemort

フランス語は「Je suis」で英語の「I am」という意味です。ミドルネームはカタカナ読みをすると、「エルビス」でしょうか、雰囲気が違いますね。
【フィンランド語】Jaana Kapari訳 Tammi社 "Harry Potter ja salaisuuksien kammio"
Tom Lomen Valedro
Ma olen Voldemort
Maは「私」、olenは「……です」の意味になるそうです。フィンランドの「私」の言い方には何種類かあるようで、メルマガフィンランド万歳!に解説が出ています。たこぽんさんよりご意見を頂きました。
【ハンガリー語】Toth Tamas Boldizsar訳 Animus Kiado社 タイトル不明
Tom Rowle Denem
Nevem Voldemort

ハンガリー語のアナグラムのポイントはWの文字が二つにわかれて、Vが二つになるところだそうです。a nevem で、「私の名前は……です」という意味になるそうです。(たこぽんさんより)

■独自翻訳型1
トム・リドルの名前を用いていないもの。ヴォルデモートの名前だけは残るようになっています。

【オランダ語】Wiebe Buddingh'訳 Uitgeverij De Harmonie社 "Harry Potter en de Geheime Kamer"
Marten Asmodom Vilijn
Mijn Naam is Voldemort

名前はカタカナ読みしてしまうと、「マルティン」でしょうか? トムからはずいぶんずれていますね。こちらは他とちょっと違って、「mijn」はおそらく「my」だと思いますから、「My name is Voldemort」という感じですね。その後の展開に影響はないのかなぁと思ったりします。

【デンマーク語】Hanna Lutzen訳 Gyldendal社 "Harry Potter og Hemmelighedernes Kammer"
Romeo G. Detlev Jr.
Jeg er Voldemort

「Jeg er」が「I am」にあたるとのことです。なので、トムでも、マールヴォロでも、リドルでもありません。「ロミオ」って読んでよいのでしょうか? なんだか別の方のようですが、みなさんは、どう思われますか?


■独自翻訳型2 ヴォルデモートという名前も残っていないもの。極めて特殊?

【スロベニア語】Jakob J. Kenda訳? 版元不明 "Harry Potter in dvorana skrivnosti" 
MARK NEELSTIN
MRLAKENSTEIN

スロベニア語のアナグラムが他と異なる点は、"Tom Marvolo Riddle"だけでなく"Voldemort"自体も違っていることではないかと思います。
参考サイト: Wikipedia, the free encyclopediaLord Voldemort
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一通りの分類が終わったところで、杖を振って、どうなるか試してみましょう! Javascrptを利用しています。作成当時ポップアップウィンドウを利用していましたが、通常ウィンドウで開くようにしました。
ドイツ語版アナグラム
フランス語版アナグラム
デンマーク語版アナグラム

トム・リドルのアナグラムは楽しんでいただけましたか?各国語に詳しい方や、本をお持ちの方、訂正箇所等ありましたらおしらせください。